多摩川は、山梨県東部、笠取山を源流にし、多くの支川を集めて、東京湾・羽田沖に流れる一級河川。東京の大部分の水道水をカバーしてきました。今も東京都民の水道水として2割を占めており、利根川が渇水の時に、さらなる水量を補います。まさに"都民の命の水"といえます。
東京の中でも自然が多い多摩川付近では、自転車を使うのがオススメ。多摩川沿いにはサイクリングコースが設けられ、羽田の河口から羽村市まで続いています。周囲には多摩川にまるわる歴史的な用水堰や記念碑などが多くあり、近くには多摩川を眺めながら食事やお茶ができるカフェなども点在するので、週末サイクリングにはピッタリ。
【コンテンツ】
◎多摩川全景
◎多摩川自転車のススメ
◎多摩川八景マップ
多摩川八景選定委員会が選定した絶景をご照会
玉川上水・秋川渓谷・御岳渓谷・奥多摩湖・多摩大橋付近の河 原・二子玉川兵庫島・多摩川台公園・多摩川の河口
◎多摩川をより楽しむために知っていくと役にたつ8か条
多摩川に関するデータやサイクリングに役立つ情報が満載
◎多摩川の5つのルート&自転車で楽しむ多摩川散策のコツ
◎1:東京湾ベイエリア~都心を駆ける
羽田河口~二子玉川
◎2:多摩川周辺の歴史あるエリアを巡る
二子玉川~立川市
◎3:多摩川沿いをのんびり走って風を感じる
立川市~青梅市
◎4:昭和が香るレトロな町を走る
青梅市~奥多摩湖
◎5:初めの一滴を求めて
奥多摩湖~笠取山
◎多摩川の四季
春:多摩川お花見スポット
夏:多摩川の花火スポット
秋:多摩川の紅葉スポット
冬:多摩川の温泉スポット
◎ツーリングの足
ロードバイクカタログ
小径車&MTBカタログ
多摩川は首都圏を流れる一級河川のなかでも水害が多く、「あばれ多摩川」とも呼ばれてきました。そして大規模な改修工事を行う以前から、治水工事が頻繁に行われていたのです。
多摩川周辺に人が住むようになったのは江戸時代。洪水の被害もだんだんと大きくなっていきました。現在では考えられませんが、当時は毎年のように洪水があり、そのたびに近辺に住んでいる人々の暮らしをおびやかしていたのです。当時から多摩川流域の人口密度は高く、多摩川を渡る橋や線路などが数多くあるもので、もしも水害が起こった場合......、多摩川流域のみならず、日本という国にとって大きな損失になってしまうのです。ならば、その洪水を防ぐために昔の人たちはどういう手段をとったのでしょうか?
さかのぼること江戸時代、治水工事の先駆者となった人物がいました。名前は"田中丘隅"といい、「川除御普請御用(河川管理の責任者のような役)」として幕府の治水工事に携わったのです。その時、田中丘隅は61歳とういから驚きです。その後、多摩川下流右岸の大丸用水や稲毛川崎二ヶ領用水の改修工事などが行われています。
田中丘隅は下流の連続堤の築堤なども行い、「丘隅は多摩川流という河川土木技術を起こした」といわれるほど、現在の河川技術土木技術に大きな影響を与えました。
ゆったりと流れる現在の多摩川の姿は、昔の人の努力と苦労のおかげなのです。(本文より)
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