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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
金融立国の提言。,
By junior-san (京都府京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 外資ファンド 利回り20%超のからくり (単行本)
最初は題名通り外資ファンドがどうやって利益を出しているのかひたすら解説している本なのかと思っていましたが、読み終えた時に初めて真意が理解できました。 10章にこの本を通して伝えたいことが濃縮されていて、それまではおまけのようなものです。 筆者は日本という国の今後のあり方が見えない現状に、そして中国やインドを初めとした多くの 発展途上国が急速に成長を始める中成長が鈍っている、というか止まっている日本がどんな国を 目指すのかを金融、特に1990年代から目覚しい動きを見せているファンドというものからの視点で 考えています。 ヘッジファンドを偏見を持ってみないで、現実に何が起きているのかを極力わかりやすく解説されていて、 その性質がどういうものか、どういった考え方でファンドとその関係者は動いているのかが 大まかに理解できるという意味では非常によかったです。 ただやはり筆者が伝えたいのは日本もどういった国づくりを目指すかはっきり決めるべき、 そしてそれは金融立国が一番いい、というのが筆者の考えです。 確かに美しい国といった抽象的ないいまわしでごまかしたり、過去のものづくりばかりを見ていないで 国の行く末をしっかり考えるときだと思います。そして国の体制を動かすには必ず”教育”が必要なんですね。 筆者の金融立国論には賛成できますが、企業も政治家も私たちも自分のことを優先して国としての一体感なんて まるでない現状を鑑みると、官民一体となった国づくりが実現する日はまだまだ実現には遠い・・・ と思ってしまいます。 本書はファンドについて大まかに知ることができ、そこから国を考える視点を与えてくれました。 筆者が述べているようにファンドについてどうやれば投資できるか、どのファンドに投資するかを選択する 指南書の類ではありません。そこは気をつけて。あまり長くない上に読みやすい本なので、金融について学ぶ前に ちょっと読んでおいても損はないでしょう。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良書です!,
By ハムさん (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 外資ファンド 利回り20%超のからくり (単行本)
ライブドアによる、日本放送の買収劇や、村上ファンドの活動など、投資ファンドが関わる経済ニュースが世間を賑わしているけど、 いざ「投資ファンドって何?」って聞かれると、 実際よくわかっている人って全然いないんじゃないかな。 本書は実際に国際金融の現場で活躍した筆者による投資ファンドの 市場の「歪み」に注目し、「レバレッジ」と「分散効果」で 文章も比較的平易で読み易いです。 また、この手の本にありがちな極端に外資ファンドを 最近の経済ニュースを見てゆく上では非常に役立つ一冊だと思います。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
細かな説明ではなく、本質を突いている,
By
レビュー対象商品: 外資ファンド 利回り20%超のからくり (単行本)
通常、ファンドの説明に終始したり、難しい用語が飛び交ったり、カタカナ多すぎたりするが、この本は、そんなことはない。あくまで、ファンドの本質を説明し、納得させる。 もちろん、すべてのファンドに通用できる理論を構築しているわけではないが、それぞれの章ごとの説明で、納得させられてしまう。 ぜひ、読むべきだ。 ただ、初めにライブドアのことが思いっきり書かれているのは、著者としては、ちょっと損した。
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