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外為市場血風録 (集英社新書)
 
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外為市場血風録 (集英社新書) [新書]

小口 幸伸
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

絶え間なく動き、経済の「体温」とも言われる為替レート。草創期から外為市場に生きたトップディーラーが、自分の体験を踏まえ、数々の通貨危機とそのときの市場の実態、来るべき通貨危機を語る。

内容(「BOOK」データベースより)

戦争、紛争、テロ。あるいは、ある国の財政赤字、失業率、インフレ懸念。あるいは、企業の買収・合併、倒産―。あらゆる機会に反応して収益を狙い、損失を避けようと動く巨額のマネーがある。中央銀行が、大企業が、ヘッジファンドが―組織が、個人が―翻弄され、蹴落とされる過酷な市場。七〇年代、変動相場制移行後まもなくからその最前線に立ち続けた著者が、自らの体験を踏まえて、市場から見えた世界の激動とドラマを綴った、通貨・外国為替の世界への読物・入門書。外国為替の基礎知識もコラムで解説。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2003/1/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087201775
  • ISBN-13: 978-4087201772
  • 発売日: 2003/1/17
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
優秀な若者が当時の世界のトップバンク(CITIBANK)で為替ディーラーとして、エリート教育を受け、鍛えられ、サバイバル競争を生き抜いてきた内容が生々しく、為替市場の歴史及び為替ディーラーとしてどのように戦ってきたかが事実に基づき克明に描かれている。

実績が大してないのに、為替の入門書を書いている著者が多い中、30年以上第一線で戦っている著者に敬意を表すると同時に、その貴重な経験と知識をより多くの人達に生で伝える機会を是非作っていただきたいものだ。

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By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:新書
1974年に横浜国大/経済を卒業した小口幸伸氏はCitibank(当時はFirst National City Bankか)に入行し、為替ディーラーの道を歩んだ。それからの東京市場や為替相場の変遷を、小口氏の体験談と共に描くvividな記録だ。1970年代に固定相場から変動相場制に移行し、80年に第1次外為法改正があり、84年に実需原則が撤廃され、98年に第2次外為法改正となる。小口氏はその間CitibankからMidland Bankへ、更にNatWest東京支店で活躍した。市場では古くはヘルシュタット銀行の倒産で大きな教訓を残した。Delivery Riskもその一つだ。85年9月のプラザ合意で、週明けには225円と一気に13円の円高に。86年1月に竹下蔵相の訪米中の談話で、市場からレートが消えた話も興味深い。ある米銀にドル円spotのquoteを求められ200.90-00をoffer、米銀は90で20mio売ってきた。その直後の竹下発言だからたまらない。小口氏はカバーしようにもどこもpriceを出さない。ようやく市場に199.00-50が5mioまで。その後は198.70で5mio、198.50で10mio売り、カバーの結果は▲44.5百万円。別の日のドルマルクもポジションを1日に3回変えて全て裏目という不運の話だ。2.6820で20mioの買いポジションを作った。しかしそれを高値に完全なアゲインスト、2.6700まで下げてしまった。倍返しの40mio売りで20mio売りポジションに変えた。無情にも反転し2.6750を越えた。その後も裏目の連続で遂に結果は▲57.6百万円。ディーリングルームで隣に小口氏を見ているような迫力ある苦戦ぶりだ。私も同年代で、当時邦銀も為替資金部門を増強させ、私も一時為替ディーラーを経験した。その際には小口氏の「外為市場の素顔」(1983年出版、マネックス出版会)という名著を唯一の教科書として勉強した。顧客への直物・先物・SWAPのquoteに大変助かったことを思い出しながら、本書を懐かしく読んだ。
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形式:新書
 1998年以来、普通の人が外為投資をする機会が増えた。この本はそれ以前の円が変動相場制になってからの外為市場を生き抜いてきた一人の日本人ディーラーが 普通の人向けに書いたもの。読み進むにつれ、本の題名の持つ意味がわかってくる。淡々とした筆致の中にこめられた事実をかみしめたい。特に最後の数ページは 個人的に知的刺激を受けて読んでしまった。
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