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外地探偵小説集 (満洲篇)
 
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外地探偵小説集 (満洲篇) [単行本]

藤田 知浩
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 単行本: 311ページ
  • 出版社: せらび書房 (2003/12)
  • ISBN-10: 4915961036
  • ISBN-13: 978-4915961038
  • 発売日: 2003/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,084,843位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
満州という日本による傀儡国家は、一体、「内地」の人間にどのように映っていたのかを知ることができる短編小説集である。今では名前さえ知られない当時の作家が描いた満州とは? 彼らが描いた満州の実状が正しいか否かは問題ではない。満州という国の情報が内地の人間にどのように伝えられ、内地人がどのように受け止めたかが重要なのである。希望と夢を抱いて満州へ赴く者、挫折と治安の悪い状況を目の当たりにした者・・・。満州はその二律背反的な側面を持っていたのである。探偵小説として興味深いのは勿論のこと、資料的価値のある一冊に仕上がっている。惜しむべきは、編者の想定する読者層がやや不明瞭であることだ。これは、研究者を対象にしているのか、探偵小説ファンを対象にして編纂されたのか。編者による解説は簡潔にして明快であるが、もし、これが研究者を対象にして書かれたものであるならば、やや物足りない感がしないでもない。だが、これは入門書として「外地」探偵小説に関心を抱かせるようにし向けた編者の戦略なのかもしれない。
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By アジアの息吹 トップ1000レビュアー
形式:単行本
満州を舞台とした探偵小説を集めたアンソロジーである。

1930年から1963年までに発表された九篇が収録されている。

探偵小説としての評価では疑問符の付く作品も多いが

このような企画は他に例が無く、

「企画モノ」という観点からは評価できよう。

このような企画だけあって、通常のアンソロジーよりも

各作品の解説の充実度は高い。

欲を言えば、小説に登場した場所の地図資料が

もう少しあると読者に親切だろう。

本シリーズの続巻(既刊上海篇、以後南洋篇)が楽しみである。
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