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外国為替はこう動く
 
 

外国為替はこう動く [単行本(ソフトカバー)]

国際通貨研究所 , 竹中 正治
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

金融危機後、マネーの動きはどう変わったのか?
「米ドルは凋落するのか?」
「ユーロはドルに代わる基軸通貨となるか?」
「イギリス・ポンド、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルに代表される
高金利通貨の将来は?」
「人民元は世界を席巻するのか?」
「外貨投資のベストタイミングは?」

外国為替のこれからの動きが読めるようになる一冊。
今後の国際通貨体制を見通す、金融関係者必読の書!

内容(「BOOK」データベースより)

金融危機後、マネーの動きはどう変わったのか?ドルとユーロの地位は?ポンド、豪ドル、NZドルに代表される高金利通貨の将来は?人民元は世界を席巻するのか?今後の国際通貨体制を見通す、金融関係者必読の書。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 223ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/9/12)
  • ISBN-10: 4569773818
  • ISBN-13: 978-4569773810
  • 発売日: 2009/9/12
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 88,105位 (本のベストセラーを見る)
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By 徳保隆夫 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
為替を切り口として世界経済を分析した一般向けの経済書です。相場は予測できないという原則、経済と為替相場に関する一般的な原理をやさしく解説。経済学の基本的な知見と多くのデータをもとに議論を展開しており、信頼できます。全223頁でもA5版なので価格比の読み応えも十分でしょう。

以下、各章の概要をご紹介します。「本当かな?」と思った方は、ぜひご一読を。

1・4章:金利格差は長期的には為替損で相殺される。短期の相場は予測できないが、トレンドからの乖離は長期的には解消が予想され、ここに投資効率を上げる余地がある。経済成長率と為替相場には相関がない。日本の金融政策が変化し他国とのインフレ格差が縮小・逆転するまで、趨勢的な円高傾向は続く。

2・3章:効率を追求する外為市場には基軸通貨を「ひとつ」に収斂する強い傾向があり、経済・政治・軍事の総合的な規模と影響度で米国が二番手となるまでは、米ドルが自然と選択される。ユーロ経済圏は米国に匹敵する規模と開放性を有しているが、欧州は最適通貨圏ではない、国際金融市場がない、などの課題がある。

5章:人民元には、交換性の保証、内外資本移動の自由化、などの課題があり、当面は国際通貨となりえない。また中国が経済成長を保ちつつ、名目人民元相場と国内インフレ率の上昇を同時に抑制するのは不可能だ。

6章:湾岸諸国はドルペッグ制の統一通貨導入を予定している。将来的にはドルペッグ制を離れ、原油取引を統一通貨建てとすることを目指す。

各国の金融政策が大きく変化する可能性がある以上、長期的な傾向に基づく話さえ確実ではない。本書の価値は、明らかに事実や原理に反する俗説をきちんと排除できるようになることにあると思う。お勧めします。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
PPPの重要性 2009/11/15
形式:単行本(ソフトカバー)
リーマンショック以来急激な円高が起きたかと思えば、底をつけてから豪ドル、NZドル、南アフリカランド等への新興国通貨へ資金流入が始まった。「通貨はどうなってるの!?」といった国民のニーズを捉えているタイトルなのだが、素人には信用ならない「国際通貨研究所」の名前。しかし理事長は財務省特別顧問に招聘された行天豊雄氏であることを同僚から聞き、その信用力から即購入。

主なテーマは、

1.ドル相場、ドル本位制:ドルの地位は揺るがない
2.ユーロの力量:ドル対比見劣り
3.高金利通貨:結局PPP(購買力平価)に収まる
4.中国人民元:切上げ圧力が継続
5.オイルマネー:GCC統一通貨誕生か

であり、どれも充実した内容である。個人的に貴重な情報だったのは、国際通貨研究所HPでPPPヒストリカルグラフが掲載されいること、くりっく365HPで為替売買動向がチェックできることだ。しかし、ある程度マーケットに精通している人にとっては少し物足りないかなと思い、星1つ減点。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
本書は竹中正治氏(今は龍谷大学教授)と国際通貨研究所の同僚研究者らによる共著である。竹中氏の著書は「ラーメン屋vsマクドナルド」(新潮新書)と「資産運用のセオリー、投資の魔物を退治しよう」(光文社)の2つを読んだが、平明な論理とデータに基づいて目からうろこを落とす議論の展開が面白い。本書は「資産運用のセオリー」と重複部分もあるので、私には鮮度がその分落ちているので星4つとしたが、前著を読んでいない読者には十分面白いだろう。本書のタイトルから、長期の為替相場予想がズバッと語られることを期待する人もいるだろうが、そうした期待は序文の「相場を予想するという矛盾に満ちた営み」で木端微塵にされる。気象庁の天気予報のように「相場予想庁が明日の為替相場はドル相場が5%下落する確率が80%と予報すれば、ドルを売る人は明日を待たずに今日売るだろう。買う人は明日買おうとするだろう。その結果、明日のドル相場は下落せずに反騰する」と相場のパラドックスを指摘する。「高金利通貨に投資すれば長期的には高利回りが得られる」「日本経済は少子高齢化で低成長だから長期的に円安になる」こうしたこれまで流布していた言説も「最小限の事実検証に耐えないトンデモ論」だとデータと論理で一刀両断にする。「米ドル凋落論」についても事実はそう単純ではないという。後章ではユーロ、人民元、オイルダラーの問題も採り上げられている。結局10年後の為替相場がどうなるかは判らないのだが、目からうろこを落として勉強になることは確かである。
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