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外国人犯罪者―彼らは何を考えているのか (中公新書)
 
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外国人犯罪者―彼らは何を考えているのか (中公新書) [新書]

岩男 壽美子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

過去二五年間、来日外国人による犯罪は増加傾向にある。外国人との共生と日本国民の安全とを両立させるにはどうすればよいのか。そのためには、異なる文化背景や行動原理について実態に沿った理解をする必要がある。本書では、全国五カ所の刑務所に服役中の犯罪者二千余名への調査をもとに、日本人と外国人の犯罪意識と行動を比較考察する。犯罪におけるグローバル化とは何かを、端的に知るための貴重な報告である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岩男 壽美子
1935年(昭和10年)、大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。イェール大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授、武蔵工業大学教授、男女共同参画審議会会長、国家公安委員などを歴任。慶應義塾大学名誉教授、武蔵工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 234ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/08)
  • ISBN-10: 4121019113
  • ISBN-13: 978-4121019110
  • 発売日: 2007/08
  • 商品の寸法: 16.8 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 楡岡
形式:新書
 法務省との共同研究としてまとめられた服役中の犯罪者を対象とした大規模アンケート調査の結果。比較の対象として日本人犯罪者があるので、日本人犯罪者の傾向もわかる。但し、質問は外国人・日本人の差を確認するための目的から導かれた内容にとどまる。
 服役者への大規模アンケートということだけでもめったにない貴重な資料になっている。結果の解釈には深く踏み込んでいない。
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形式:新書
全国5つの刑務所に服役中の40カ国以上からなる外国人犯罪者2165名からアンケートを取った結果を元に日本における外国人犯罪の実態を分析をされている。アンケートそのものは非常に貴重で興味深いものもある一方、一体それらのアンケートにどれほど信憑性があるのか甚だ疑問であり、その結果から導かれた論理展開が不十分な点もいくつか目に付いてしまう。
例えば、P166にある「日本の死刑制度には犯罪抑止効果があるとは考えにくい」に関しては論理に説得力が欠けており、またP176の「正直者は損をする社会か」というアンケートは何の結論をも見出していない。
著者が本著で最も言いたかったことは多文化共生社会の実現ということになるのだが、外国人の犯罪はますます増える一方でありどだい無理な話であり、特に中国人への観光ビザが緩和されている現状から見るに今後ますます我が国における彼らの犯罪は増していくと考えるのが定説であり、移民政策を含めて再議論をするという見方が当然ではないか。
著者が提案する「外国人犯罪者の本国への移送」は外国人スパイが増える温床を増やすだけであり、これによって外国人犯罪が減るわけでもない。結局何が言いたかったのかが不明であり、個人的には読後感が非常に悪かった一冊。
このレビューは参考になりましたか?
形式:新書
総論としては賛成できる部分が多いが、本書の約6割が
アンケート結果の発表になっており、その部分はかなり
退屈だった。その原因は結果発表のみでそれに対する考
察や対策の提案が少ないことだと考えられる。

一,二章は外国人のみならず一般犯罪者も含めた現状の
俯瞰が行われており、マスコミからは伝わりにくい問題
の根底が簡潔に述べられており、この分野の入門書とし
てお奨め。特に日本の'@現金社会'Aオークション等盗難
物販売が容易'B近所付き合いが無い閉鎖社会、という特
徴が犯罪者にとって好都合という考えは納得できた。

また六章は短いながら日本の安心社会復活に向けた提言
を行っている。入国後のチェックの厳格化や在日外国人
を巻き込んだ地域の一体化に向けた取り込みなどは、素
人目に見ても尤もな意見だと思う。

全体として本書には不満も多いが、排外主義や逆に拙速
な国際化を避け、入国後のアフターフォローを重視する
著者の基本的な立場は支持できる。
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