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外人部隊の日本兵
 
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外人部隊の日本兵 [単行本(ソフトカバー)]

宮下 洋一 , 横田 徹
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一度、人生を捨て、第二の人生を始める。人種も宗教も言語も関係なく、やる気さえあれば誰でも受け入れてくれる場所―それがフランス外人部隊だ。ここには世界一三〇カ国から七七〇〇人の男たちが集まる。そのなかに日本人隊員が三五人在隊。彼らはなぜ外人部隊に志願したのか?どんな生活を送っているのか?訓練兵から在隊一七年のベテラン兵まで、ベールに包まれたその実像を四カ月間にわたって取材したノンフィクション。

内容(「MARC」データベースより)

人種も宗教も言語も関係なく、やる気さえあれば誰でも受け入れてくれる場所、それがフランス外人部隊。35人の日本人兵は、なぜ外人部隊に志願したのか? ベールに包まれたその実像を、4カ月にわたって追う。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 226ページ
  • 出版社: 並木書房 (2006/09)
  • ISBN-10: 4890632042
  • ISBN-13: 978-4890632046
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
久しぶりの外人部隊関連本である。本書の出版に先立ち雑誌SAPIOとニュースJAPANで著者の手による外人部隊取材結果が紹介されたが、空挺連隊と歩兵連隊とを誤記した記事や、第二外人空挺連隊長へのインタビューにおけるフランス語の2時間と12時間を聞き間違えるといった(本書中では訂正された)著者の片言フランス語を目の当たりにし、不安を感じながら本書を手に取った。結果、第1章の最初のページがら首をかしげることとなった。衛兵に対し発せられるフランス語の「ガルダブ」を「敬礼」を意味する合図と本書にあるがこれは単に「気をつけ」の意でしかない。さらにページを読み進めるとケピ・ブランをかぶった50KMの行軍とあるが、それは入隊4週間後に(ベレー帽をかぶった)行軍を行った暁に初めてケピ・ブランをかぶる権利を得る名高いケピ・ブラン行軍のことではないか。

本書に頻出する誤訳や不適切な訳語のについての指摘はこのへんで止めておくが、その他「といわれている」という(事実と異なる)噂話をそのまま書いた部分も多く、ジャーナリストの本分である「裏」を取ることを全く怠っていると言わざるをえない。なぜ、このような本が出来上がってしまったのか。著者が軍事を専門としていない事、著者のフランス語能力に問題があった事、取材前後に資料に当たることを怠った事などが大きな原因であったことは明らかである。

繰り返して言うが久しぶりに出た外人部隊関連本なのである。外人部隊に関する最新情報を得たいと思って本書を手に取ったものに対する罪は大きい。著者は現在イラクで行方不明となっている齋藤昭彦氏についての本を執筆中とのことだが、本書に登場した日本人部隊兵に原稿に目を通して貰うなりして間違いを減らすようにされてはどうだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
それほど軍隊に興味がある訳ではないので、フランス外人部隊については、「フランスの国軍のはずなのに何故外人の部隊があるのだろう」という素朴な疑問と、世界最強の部隊だとかパラシュート部隊だとか漠然とした知識しかなかった。

本書はその外人部隊の現役日本人隊員達へのインタビューと、仏領ギアナのジャングルでの訓練に著者が同行したときのルポが収められた作品である。私が本書で知りたかったのは、彼らはなぜ日本人なのに外人部隊に入隊したのか。この一点である。

自国が貧しい東欧の若者であれば、金銭的な面もあるのだろうと、おぼろげながらも想像できるが、軍隊に興味があるのであれば日本にはとりあえず自衛隊がある。金銭的な理由はあまり考えられない。考えられるとすれば、自分を試してみたかったという理由くらいであった。

たしかに、そういう答えをする人物もいたが、テレビのドキュメンタリーを観て興味を持った、といったような、なんだかはっきりしない理由の人物も多い。しかし、彼らが適当なのではなく“何か”を持っている人物だということは、本書が書かれた時点で外人部隊に所属する35名の陰には多くの脱走兵が存在する、という事実によっても証明されていると思う。

作品の内容とは関係ないが、外人部隊が組織された理由も記されていたので、私の長年の素朴な疑問も氷解した。なんだかスッキリした気分である。

ただ、不満もある。部隊の中に入っての取材(インタビュー)だから時間の制約があったのかもしれないが、全体的に突っ込みが甘く深みがないことである。経験年数の浅い隊員は別にしても、10年以上の経験を持つ二人の人物、及川特務曹長や面構えからしてタダモノではない吉水曹長の章はもっと突っ込んで欲しかった。残念である。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本(ソフトカバー)
当方は、本書の他に、原書房の「史上最強の勇士たち フランス外人部隊」を読んだ程度のレベルの人間です。

日本でサラリーマンをしている人で、異国の地で軍隊に入隊する生き方に強い関心を抱く人は多いと思う。

関心を抱く理由の一つは、サラリーマンをしていると(よほどの上司で無い限り)暴力とは無縁だ。暴力の管理と運用を生業とする職業に「怖いもの見たさ」で関心を抱くのは自然だと思う。

関心を抱くもう一つの理由。サラリーマンをしていると、ストレスが多い。一企業でサラリーマンを続けるのと、軍隊でキャリアを積むのと、どっちがしんどいのかが非常に気になる。

本書で取り上げられる人物のほとんどは、日本で公務員(自衛隊員)や会社員としての人生を選択していたかもしれなかった(あるいは途中まで選択した)にもかかわらず、フランス外人部隊に入隊する人生を選択した人物だ。

フランス外人部隊の日本語サイトによれば、
「3年勤務以上でフランス国籍の取得を申請出来る」
とのことだ。どこの国でも、学歴や経済力にかかわり無く市民権を取得するのは、婚姻以外には難しい。「フランス外人部隊に勤務することが、フランス国民の苦役を代行しているからこそ、フランス国籍取得に優遇条件が認められている」と解釈するのが自然だと思う。

最初の五年間の契約期間はなんとしても履行しなければならない。重い荷物を背負って行軍についていけるだけの脚力が不可欠だ。体力を使う訓練と同じぐらいフランス語の習得が大きな壁になる。言葉が通じないのは大きなストレスを生む。この期間を乗り越えられなければ、死ぬまで意気地無し扱いをされる。「脱走」ということに関しては、誰もが口が重くなっている。

ただし、三度の食事には不自由しない。フランス政府は植民地拡張主義政策を採用していないので、警備や危険物処理や通信や衛生などが在外任務の中心になる。

当方、日本の一企業でサラリーマンを十二年近く続けた。最初の一年ぐらいは本当にしんどかった。でも、仕事を続けるにつれ忙しいタイミングを先読みできるようになり、比較的楽に仕事ができるようになった。仕事の要領がつかめれば楽になるというのは、軍隊も会社組織も同じだ。

もし、当方が外人部隊に入隊するとしたらどうするか?まずレーシックで視力を矯正する。一年間スポーツジムでランニングマシーンを利用して、最低でも時速10キロぐらいの速度で(何キロかの荷物を背負いつつ)一日二十キロぐらいを走破する。脚力を増強するのと並行して、日常会話に不自由しないレベルまでフランス語を習得する。入隊前に最低でもこれぐらいの準備が無いと、五年間の契約期間は乗り越えられないと思った。

異国の地で活路を見出しているフランス外人部隊の日本兵の方に出会えて本当に良かったので星五つです。フランス外人部隊での契約を満了して、別の職業に就かれている方の話も掲載していただければもっと良かったです。
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