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外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)
 
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外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫) [文庫]

手嶋 龍一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

それは、大蔵省、外務省の暗闘が招いた結果に他ならなかった―。湾岸戦争終結後、クウェート政府が発表した感謝国リストに“JAPAN”は存在しなかった。130億ドルもの国家予算を投じ多国籍軍を支援しながら、ニッポンを迎えたのは、世界の冷笑だった。戦略なき経済大国の「外交敗戦」を、『ウルトラ・ダラー』の著者が圧倒的な情報力で描ききる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

手嶋 龍一
1949(昭和24)年、北海道生れ。NHK政治部記者として外交・安全保障を担当。その後、ワシントン特派員、ハーヴァード大学国際問題研究所フェロー、ボン支局長を経て、NHKワシントン支局長をつとめる。9・11事件に際して11日間の連続放送を担当。2005(平成17)年独立して外交ジャーナリスト・作家となる。また早稲田大学政経学部の大学院客員教授として「映像ドキュメンタリーと国際政治」を担当し後進の指導にも取り組む。’06年に発表したインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』は出版界に大きな衝撃を与えた。いま最も注目されるジャーナリストの一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 442ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/06)
  • ISBN-10: 4101381143
  • ISBN-13: 978-4101381145
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By picander トップ500レビュアー
形式:文庫
1兆6千億という巨額の資金提供をしたアメリカが湾岸戦争に勝利しても、日本は何一つ得られなかった。
この歴史的な敗戦を明らかにしたことに本書の意義があり、これ以上の類書はない。
取材源が偏っているといった印象はあるものの、本書の価値が減るものではないだろう。
「日本の外交力」が低いとはかねてから言われており、国民一般も薄々そのことに気づいている。
ODA等、世界中に金をばらまきながら、北朝鮮、米国、中国といった国との交渉で優位に立った気配を微塵も感じないのはなぜか。
外務省の組織や外交官の育成方法を非難するのは簡単である。外務省の幾多の失態に憤りつつも、「お金をだせばすむ」「見てみぬフリ」「強く言われると弱い」といった、日本外交の弱点をそれなりに理解できてしまうのは、それが私達日本人が広く持っている心性の表れであるからに他ならず、日本の外交は日本人の力そのものだという視点は忘れてはならない。
テレビ出身でありながら、著者の文章力も並外れていて、スパイ小説のようなテンポで一気に読めるので、エンターテイメントとしても秀逸な日本外交の貴重な記録である。
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
あとがきによると「湾岸戦争であれだけの体験をしながら、それが過ぎてしまうと、あの日々を検証する試みが為されることのなんと少ないことか」という感想から著述が始まったらしい。自ら招いた忌々しい結果であり、他国を責めることができず、忘却してしまいたい心理が日本社会においても働いている。NHKという影響力あるメディアに勤める身でありながらそれを掘り起こした努力を評価したい。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By taizo16
形式:文庫
湾岸戦争終結後、クウェート政府が発表した感謝国リストに“JAPAN”がなかった。130億ドルもの巨額歳出をしたにもかかわらずだ。

その結果に至った、大蔵省と外務省の対立を、インタビューと取材で、細かくあきらかにするノンフィクションだ。

ここには手嶋氏の主張は入っていない。

インタビューと取材で集めた事実を入念に繋ぎ合わせ、見えてくる真実を明らかにするだけだ。

これは本物だ。
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... 続きを読む
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