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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日朝首脳会談のまとめとして,
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レビュー対象商品: 外交敗北−日朝首脳会談と日米同盟の真実 (単行本)
日朝首脳会談を巡る一連の動きを追った本です。交渉の端緒から結果までを−筆者の取材も加味して− 振り返るという形を取っています。 実際の所、他の媒体等で既知の事実も含まれているとは 思いますが、この会談の「何が問題で、その結果何を得たのか」を 知るには良い一冊だと思います。 ただ問題は−事が事なので理解は出来るが−情報源が明示されて ないため、何処まで信用して良いのか判断に迷うのです。 (特に平壌発情報は−筆者の言葉を借りれば「私が平壌の高官に 聞いたとことによると・・・」なので−真偽の見極めが困難だと思う) 首脳会談そのものについては賛否が別れると思いますが 少なくともこの本を読めば、切らなくて良いカードを切ったが故 かえって日本を不利な立場に追い込んだ外務省と一部政治屋 (政治家とは呼べないという筆者の立場に賛成)による国益の 棄損がよく分かります。 加えて、北朝鮮の仕組みについても交渉過程の説明と併せ 述べられているので、彼の国についても一定の情報を得ることが 出来ます。 センセーショナルな報道に煽られ・引きずられない為にも 一読する価値はあると考える次第です。
29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
政治家、官僚、ジャーナリスト、全国民必読の書,
By はげむー (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 外交敗北−日朝首脳会談と日米同盟の真実 (単行本)
一読して驚きました。こんな国家機密に属すると思われる事項を公にしてしまっていいのでしょうか(文章のほとんどは固有の人名を明記せず当時の肩書きを多用していますが、誰だか特定できるようになっています)。重村先生が今後の取材活動やお立場の危険を顧みずに思い余って上梓された決意の書ではないかと思い、彼の勇気を称えつついっきに読了しました。 さて、皆様もすでにお気づきのように北朝鮮によるテポドン2号発射から1週間もたたないうちに日本の一部マスコミやワイドショーでは北朝鮮に対する制裁決議を求める日米があたかも世界から孤立しているといった印象操作を行っています。彼らはそんな世論誘導がもはや通用しないということにまだ気がついてないのでしょうか。本書を読んで考え直していただきたいものですね。
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
拉致事件は何故解決できないか?!,
By torumonty (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 外交敗北−日朝首脳会談と日米同盟の真実 (単行本)
「ワイドショウ政治」と揶揄された小泉政治の白眉が、日朝首脳会談だった。この本を読むと、TVの画面からは伝わらなかった、この会談の内幕がよく分かる。北朝鮮に利権を求める「政治屋」と国民の利益は二の次とみなす外務官僚が、拉致事件の解決を困難にしている事情もよく理解できる。朝鮮問題の評論家について著者は、「その場限りのいいかげんな解説や発言」をする人物としてA教授を挙げている。 「(著者は)A教授がソウルの民間研究所に籍を置きながら、語学学校に通っていたことを知っている。ソウル特派員時代に、お世話をしたこともあった。残念ながら、延世大学の大学院には籍を置けなかった。延世大学の教授達によると、博士課程に在籍することもかなわなかったという。」(140ページ) これは、おそらく伊豆見元・静岡県立大学教授を指すのだろう。「朝鮮問題の権威」を自認する伊豆見センセイにもこういう弱みがあったのだ。あの傲岸不遜は、弱みの裏返しだったのか。思いがけない内幕を知ることができた。
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