内容紹介
科挙官僚の帝国で、いかにして近代外交の担い手は生まれたのか------。清末の公使館や領事館の開設はゴールではなく始まりにすぎない。体制外的な「洋務」機関たる在外公館を孵化器に、対外交渉を経験し積極的に国際法を援用するなど西洋国際関係を受容していく中から、国際認識や外交観とともに職業外交官が形成されていく過程を、個々の外交交渉のみならず、外交人事の実態を含めて把握することで、中国近代外交の形成が、「伝統」からの断絶ではなく、連続性において捉えられることを実証的に明らかにした力作。
内容(「BOOK」データベースより)
科学官僚の帝国で、いかにして近代外交の担い手は生まれたのか。清末の公使館や領事館の開設はゴールではない。在外公館を孵化器に職業外交官が形成されていく過程を、個々の外交交渉のみならず、人事の実態を含めて把握することで、近代中国外交の展開と特質を浮き彫りにする。