筆者はこの本が発刊された頃に、お金目当ての事件に
巻き込まれてこの世を去りました。
海外は、特に筆者が暮らしていたタイは、物価が未だに
日本よりかなり安く、月7万円もあれば日本の月20万円
での生活よりだいぶ良い生活ができます。「日本の
しがらみで苦しむよりは日本と海外の物価差を利用して、
生活が便利な海外に引きこもって、快適な生活をしよう」
というのが著者の提案です。確かに楽しさや日本の
さまざまなストレスからの解放を考えると、非常に
素晴らしい提案であると思います。私も外こもりの
経験がありますので賛同できます。
一方『外こもり』は一般的な人生からの逃げのライフ
スタイルとして扱われる事に変わりはありません。
人生設計を考えずに、漫然と永らく海外で引きこもって
いると、職が得られないなどの理由で、日本に帰って
きてから苦しむことになるでしょう。
プラス、マイナス両面を熟考しつつ、何度も読み返す
価値のある良書だと思います。