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夕潮 (創元ミステリ’90)
  

夕潮 (創元ミステリ’90) [単行本]

日影 丈吉
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

高校生のころ異色の閨秀歌人に傾倒していた鹿沼未知は、後ればせの新婚旅行に訪れた伊豆の島で当の詠み人に巡りあい、惹かれていく。旅先で親友の溺死に遭い、気落ちする未知。その現場に居合わせたばかりか、以後も不審な挙動を重ねる夫に懐疑を募らせて……。表題作に、幻想的な掌編「壁の男」及び遺稿「黄鵩楼」七十三枚を同時収録。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

二十数年の時を超えて存在する夏の激しい光と影。妖しく危うい男女の様を官能的に、耽美的に描いた幻の傑作長編。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1990/05)
  • ISBN-10: 4488012353
  • ISBN-13: 978-4488012359
  • 発売日: 1990/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 84,816位 (本のベストセラーを見る)
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異常心理 2011/3/30
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 表題作の長編『夕潮』と、短編「壁の男」、絶筆「黄*(服+鳥)楼」が収録されている。
 『夕潮』は『幻影城』1979年9月号に前半が掲載されたところで雑誌が廃刊となり、原稿も行方不明になっていたのだが、ひょんなことから原稿のコピーが出てきて1990年に単行本化されたもの。
 しかし、駄作だと思う。いや、発表当時は斬新だったのかも知れないが、いま読むとちょっとねえ。異常心理ものなのだが、だらだらとストーリーが進まない点にフラストレーションがたまる。
 「壁の男」は、『鮎川哲也と十三の謎'90』に出たもの。ユーモア小説だと思うが、あまり評価できるものではない。
 「黄*楼」は、著者の絶筆となったもの。半ばあたりまで書き進められたところで、亡くなってしまったのである。事件もいよいよというところで途切れており、残念。一応、著者の遺した構想メモが収録されているが…。
 著者のファンでなければ、手を出すのはやめた方がいい一冊だろう。
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