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夕べもここにいた!―なぎら健壱の東京居酒屋
 
 

夕べもここにいた!―なぎら健壱の東京居酒屋 [単行本]

なぎら 健壱
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書で紹介する店は、何も特別な店ではない。市井の店で、著者が日頃顔を出す居酒屋である。足繁く通っている店もあれば、年に数回しか顔を出さない店もある。共通しているのは、「なごめる」「ホッとできる」ということである。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

なぎら 健壱
1952年4月16日、東京銀座(旧・木挽町)生まれ。O型。趣味・特技は、飲酒、カメラ、自転車、散歩、絵画、落語、パソコン、プロレス鑑賞、がらくた収集などなど。70年、岐阜県中津川で開かれた全日本フォークジャンボリーに「怪盗ゴールデンバットの唄」で飛び入り参加したことがデビューのきっかけ。現在はコンサート、ライブ活動の他、テレビ、ラジオ、執筆等で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 97ページ
  • 出版社: 毎日新聞社 (2007/03)
  • ISBN-10: 4620318108
  • ISBN-13: 978-4620318103
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 20.4 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 なぎらけんいちの名を知ったのは、小6の頃、「悲惨な戦い」をラジオで耳にしてから(おいおい、もう30年以上だよ)である。今、振り返ってみれば、とっても牧歌的な、たわいない唄で、目くじら立てるようなものじゃない気がするんだけど、「放送禁止歌」ってことで、「柏村武昭のサテライトNo.1」(RCC中国放送)なんかで異様に盛り上がってたんだよな。それより、あの、ある種の物語を長々と弾き語るスタイルとか、「何かつかむ物はありませんかと目をこらして見たら目の前にあった」ってオチのニュアンスとかって、のちのさだまさし「雨やどり」「親父の一番長い日」に影響与えていると俺は睨んでるんだけどな。

 今や下町ご意見番としてバラエティー番組には欠かせない重宝な存在だけど、この本読むと、テレビの姿はなぎら健壱のほんの一部でしかないことがわかる。お座敷のお声が掛かればテレビでもなんでも出るんだろうけど、決してテレビに囚われないってスタンス。芸能人の端くれっていうプロの矜持と、自由人としての力の抜け具合、堅気の人に対する謙虚さ、東京っ子としての誇り、みたいなものがうまくバランス取れてて、やっぱ只者じゃないんだよな。なぎら健壱のそうした器の凄さや人生観は文中の言葉の端々にも垣間見られるんだけど、このお店のラインナップがもっとも端的になぎら健壱を表現しているよね。そして、一つ一つのお店との関わり方がね。最初、普通のグルメガイドのように、気になるお店に付箋貼ってたんだけど、どれもこれも付箋だらけになったので、馬鹿らしくて全部はずした(笑)。それだけにトリの「新日の基」の致命的な表記ミスはもったいない。これって100%、編集の責任だし、ふつうの呑み助なら校正段階で絶対気付くはずなんだけどなぁ。
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By katsuo
形式:単行本
正しい呑兵衛の為の手引書として手元に置いておきたい1冊なり。類書に太田和彦氏の著書等が挙げられようが、どうも彼の書いたものはお高く留まっていていけ好かない。「まったりとして至高の味わいが」云々といった表現は流石に見つからないが、似た様なお説教臭さがぷんぷんと漂っている。何も居酒屋へ飲みに行った先で、海原雄山の講釈など聞きたいとも思わないのだ。

その点、なぎらさんによる同書の方は、講釈臭さが全く無く、純粋に酒とつまみと場所を愛し、呑み仲間との交流を楽しむ精神が満ちている。何しろ懐具合の心配もする必要が無いくらいに安価な店をセレクトしているのだから、普段着気分の好奇心で立ち寄るのにとても便利なのだ。吉祥寺「いせや」をはじめ、行きつけの店が何軒かあるが、まだ知らない処も多い。同書片手にこれから出向いていきたいものである。

ちなみに同書の表紙写真の場所というのが、先日「ハッピー★ホッピー」のライブ鑑賞で訪れた北千住の「虎や」である。お店を借り切っての撮影だったと想像されるが、立ち飲み居酒屋の場になぎらさんは程よく馴染んでおり、微笑ましいくらいだ。
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