漱石は多少なりとものを考える人には避けて通れない山だとおもうが,「あ,自分とそっくりだ?!」とおもうか「は?マジですか?」とおもうか,分かれるように思う。後者というのは,「は?考えすぎでは?」「もっと気楽でいいのでは?」という意見であって,漱石の考えがあの時代にあって,考えたりない,とか,浅い,と思う人はいないと思う。ということは,考えることを放棄している,軽視している人の持ちやすい感想なのかな?と思ったりして。
百年以上たって,それでもこの存在感。漱石はやはり偉大である。私は漱石を卒業できません。一生できないと思う。
・・・ということで,漱石のことをざっと知るにはよい本。著者の独断=著者の限界は,わかって読めば問題ない。