10巻を読む前に、なんとなく1巻から読み返してみました。
そして改めて、本当に丁寧で温かい心理描写にただ感動。
夏目友人帳は、ある意味夏目の成長物語でもあるかも、と感じたり。
確かに最近妖に名前を返す、といった事はなくなっているけど、
いろんな人や妖とのつきあいの中で、夏目がいろんな事を吸収して、感じて、考えて。
その一つ一つが、これから夏目自身がどう『友人帳』と向き合っていくのかにつながっているんじゃないかな、と。
人にとっても妖にとっても重要な『友人帳』。
人も妖も大切なものだと思えるようになっている夏目にとって、
『友人帳』の存在は薄くなっているのではなくて、
それを持っているからこそ人や妖と過ごすいろんな日々が大切なんだと思います。
10巻は
・昔夏目をからかっていじめていた柴田と1人の少女の恋
・同じ妖が見える者だけど立場の異なる名取と挑む月分祭の2章。
夏目はどんな人でも妖でも、そのモノに対していつも一生懸命。
信じてもらえなくても恐れずにぶつかる。
1人じゃ自信が無くても、仲間を信じる。
大切な存在ができたからこそ、いろんなものに向き合えるようになってきた、
そういう彼の変化を改めて感じる10巻でした。
レイコさんの『夏目友人帳』から、夏目自身の『友人帳』へ・・・
これからも見守っていきたいと思います(・v・)