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夏子の冒険 (角川文庫)
 
 

夏子の冒険 (角川文庫) [文庫]

三島 由紀夫
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

裕福な家で奔放に育った夏子は、自分に群がる男たちに興味が持てず、神に仕えた方がいい、と函館の修道院入りを決める。ところが函館へ向かう車中、瞳に情熱的な輝きを宿す一人の青年と巡り会う。傑作長編ロマンス!

内容(「BOOK」データベースより)

芸術家志望の若者も、大学の助手も、社長の御曹司も、誰一人夏子を満足させるだけの情熱を持っていなかった。若者たちの退屈さに愛想をつかし、函館の修道院に入ると言い出した夏子。嘆き悲しむ家族を尻目に涼しい顔だったが、函館に向かう列車の中で見知らぬ青年・毅の目に情熱的な輝きを見つけ、一転、彼について行こうと決める。魅力的なわがまま娘が北海道に展開する、奇想天外な冒険物語!文字の読みやすい新装版で登場。

登録情報

  • 文庫: 277ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング; 改版 (2009/3/25)
  • ISBN-10: 4041212111
  • ISBN-13: 978-4041212110
  • 発売日: 2009/3/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 124,297位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
三島作品としては例外的に気楽に読める文体の小説であるが、文章の質そのものは素晴らしい。登場人物である夏子の生き生きとした性格と彼女に振り回される周囲の人たちを生き生きとした文章で描写している。こうした文章もまた三島氏の「文章読本」の中に引用、例示されてもいいだけの文章である。心理描写、人物の性格描写、行動描写がどれか1つに偏りすぎずにしっかりと、拡がりをもって巧みに描写されつつストーリーが展開していく。セリフも素晴らしい。三島が楽しみながら書いていたことだろうと私は想像する。三島の小説はどれも始まりと終わりが印象的であるが、この小説もその特徴を備えている。読んでいて肩の凝らない完全な娯楽小説である。私の個人的な印象として、読者を飽きさせずに最後まで読ませる技術を備えた赤川次郎氏の小説と似たスタイルのように感じなくも無い。
作者があくまでも読み手に楽しんで読んでもらうようにと意図して作った小説である。
ところでこの夏子という名前を三島氏はどこから思いついたのだろうか?
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ハチ
形式:文庫
愛らしい夏子と、仇討ちの熊を追う青年のキャラも魅力的ですが、脇役のユーモラスな三人婆のキャラが笑えました。
村の少女に嫉妬する夏子の微妙な心理の描き方も秀逸でした。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
着地点は 2010/5/7
形式:文庫
主役は2人と1頭かな。

夏子→井田→熊
この絶妙な主役達の「思い」のバランス。
そこにひとクセある魅力的な脇役がこのバランスを保ちつつ、
壊しそうで壊さずに絡んで話が展開。

最後の3ページ以前は長い前フリか?
夏子らしい結末で安心したクマー!!
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投稿日: 5か月前 投稿者: クリノミライ
典型的な貴種流離譚!三島ビギナーおススメ。
本作品をざっくり要約すると、夏子というブルジョア育ちのお転婆娘と、今は亡き元恋人の仇討ちを心に宿す毅という好青年が繰り広げる、愛と笑いの溢れる貴種流離譚です。続きを読む
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