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夏化粧 (角川文庫)
 
 

夏化粧 (角川文庫) [文庫]

池上 永一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

母親の津奈美以外には、誰にも姿が見えなくなってしまった息子・裕司。その姿を取り戻すため”陰”の世界に向かった津奈美は「七つの願い」を奪うべく、壮絶な闘いに挑む!

内容(「BOOK」データベースより)

島の豆腐屋で働く津奈美はシングルマザー。産婆のオバァのかけたまじないのせいで、息子の姿を他人に見えなくさせられてしまった。まじないを解くためには、息子にかけた七つの願いを他人から奪わなければならないと知り、津奈美は決死の覚悟で陰の世界に飛び込んでいく。願いを奪うとはどういうことなのか。息子にかけた最後の願いとは何か?石垣島の自然と島の伝承を舞台に、若き母親が孤軍奮闘する壮絶な愛の物語。

登録情報

  • 文庫: 334ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/5/25)
  • ISBN-10: 4043647093
  • ISBN-13: 978-4043647095
  • 発売日: 2010/5/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
まじないで姿を消された我が子を取り戻すために、他人の子供にかけられた親の願いを奪う物語だ。二人の母親が名乗り出て、裁判官役の男の前で子供をひっぱりあうという昔話がある。子供が泣き出して、可哀想に思い手を離した女が本物の母親だというモラリスティックなオチだったように記憶する。池上永一のラストはこんななまやさしいものではなかった。なのに読後のこの美しい余韻は何なのだろう。とんでもない人物ばかりが登場する。子供をとりあげるたびに、出鱈目なまじないを掛け、さっさと死んでしまう産婆。世界記録を目指しているのに、フライングを直せないアスリート。妄想癖で仲間をひきずりまわす小学生。何がおきようとも、彼らは決して後悔はしないのだ。だから美しいのだろう。けっこう笑える小説でもある。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
泣けました 2003/4/29
By
形式:単行本
沖縄の作家さんの沖縄の話。
若くして母になった主人公は、あろうことか生んだばかり子供を産婆の悪戯で
「母親以外の誰にも見えない子供」にされてしまう。
(島中の子供の人生に仕掛けられた産婆の「悪戯」が笑える。)
子供を助けるため主人公が井戸の精霊と駆け引きしたり、同じ目的で井戸に飛び込む

ライバルと渡り合ったりの奮闘の末、最後にはホロリとさせられる。

登場人物の皆が魅力的で、読んでいて楽しい本でした。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
少し涙も 2006/7/1
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:文庫
以前に読んだこの著者の「風車祭」と同様、細部の結末に消化不良は残るが、沖縄の文化と伝統、言い伝えなどを踏まえた面白い本である。

展開や読後感は浅田次郎のピカレスク小説に似ている。

最初はドタバタ喜劇かなと思いながら読み進んだ。「そんな馬鹿な」と思いながら笑っていた。そのうちに「馬鹿な」設定が自分の頭の中で、当然のこととなった。その「馬鹿な」設定の上でいくつもの哀しみや危機、決断が生まれ、次第に緊張感が増していき、最後には生命の燃焼となる。少し涙も浮かんだ。

付:夏の沖縄にて読了。暑い。
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子を想う母の気持ちが切ないファンタジーだけど、ユーモアがさらにいい
沖縄の島を舞台に、産婆のオバァのマジナイにより、子どもの姿が他の人には見えなくなるという事態に陥った母親が、そのマジナイを打ち破るために奮闘するという池上永一らし... 続きを読む
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子を想う気持ち
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投稿日: 2010/1/23 投稿者: ちはちゃん
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投稿日: 2006/7/6 投稿者: 汲平
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知り合いに「すごく感動するから!」と薦められて読んでみましたが、

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投稿日: 2006/6/14 投稿者: 暖子
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... 続きを読む
投稿日: 2005/5/19 投稿者: melon_ju
もっと長編でもいいかも
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投稿日: 2004/9/27 投稿者: H-h
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