待ちに待った人も待たされた人も,もう出ないと諦めていた人もいらっしゃるでしょう.私も新刊案内に「岩本隆雄」と載っていた時に,すわ同姓同名の別作家か!?と思いましたもの.
数年来(数十年じゃなくて良かった〜)の空白を埋めるように,上下巻をゆっくりじっくり読むつもりが,一気読みしてしまい,勿体無いと再読中です.
ほのぼのとしながらテンポのよい冒険譚のなかに,少女&少年&異性人の成長を盛り込み,壮大な宇宙への誘いと環境破壊への警鐘を無理なく共生させているところなど,筆者の手腕が光る良作でした.小中学生のSF入門にも良さそうです.
でも,デモでもっっ!!この続編があるような終わり方は何!後書きにご自分の寝太郎ぶりを自嘲していらっしゃる先生ですが,冗談じゃありません.もし執筆予定がおありなら,数年以内(できれば,「大人の都合」でイラスト差し替えとなる前)に出版して下さい.次回作があることを切実に願っているので星4つとしました.