商品の説明
第22回(2009年) 三島由紀夫賞受賞
内容紹介
「力みゼロ、の演劇界の鬼才」が描くリアルな響きの「エデンの園」。
小学5年・魚彦。ちょっとオカシイ母、足の不自由な親友・今田、転校生の海子……。
魚彦の日常と、日常に潜む「エデンの園」からの旅立ちを描いた、不思議でリアルな物語 。
子供の頃の事件は、いつもその時間に置きざりにして忘れていた。
魚彦と子供の時間を彷徨って小さな事件の数々を拾い集めて帰ってきた。
前田君は時界を飛び回る達人だ。私達はまだ大人のふりをした子供だ。
――女優・桃井かおり
小説に流れているのはノスタルジアの時間ではない。平成二年のこの小説の「いま」の、
その「いま」の感じが、平成二十一年この小説を読んでいる「いま」と共振しあう。
それくらい「いま」の純度が高いのは、魚彦の語りの脱臼する具合やスピード感が、
小説の「いま」度を引き上げているからだと思う。
――『en-taxi』25号 作家・いしいしんじ評
「小学五年生の夏。子供でもなく、大人でもない、男でも女でもなかったあの時期を、見事に切り取った素晴らしい作品」
――『文學界』 山下聖美評(08年9月号/文藝春秋刊)
小学5年・魚彦。ちょっとオカシイ母、足の不自由な親友・今田、転校生の海子……。
魚彦の日常と、日常に潜む「エデンの園」からの旅立ちを描いた、不思議でリアルな物語 。
子供の頃の事件は、いつもその時間に置きざりにして忘れていた。
魚彦と子供の時間を彷徨って小さな事件の数々を拾い集めて帰ってきた。
前田君は時界を飛び回る達人だ。私達はまだ大人のふりをした子供だ。
――女優・桃井かおり
小説に流れているのはノスタルジアの時間ではない。平成二年のこの小説の「いま」の、
その「いま」の感じが、平成二十一年この小説を読んでいる「いま」と共振しあう。
それくらい「いま」の純度が高いのは、魚彦の語りの脱臼する具合やスピード感が、
小説の「いま」度を引き上げているからだと思う。
――『en-taxi』25号 作家・いしいしんじ評
「小学五年生の夏。子供でもなく、大人でもない、男でも女でもなかったあの時期を、見事に切り取った素晴らしい作品」
――『文學界』 山下聖美評(08年9月号/文藝春秋刊)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
前田 司郎
1977年東京都生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー、同作が野間文芸新人賞候補となる。06年『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補に、07年『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補になる。08年戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年『誰かが手を握っているような気がしてならない』(講談社)が三島由紀夫賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1977年東京都生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー、同作が野間文芸新人賞候補となる。06年『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補に、07年『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補になる。08年戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年『誰かが手を握っているような気がしてならない』(講談社)が三島由紀夫賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)