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夏の嵐 [DVD]
 
 
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登録情報

  • 出演: アリダ・ヴァッリ, ファーリー・グレンジャー, マッシモ・ジロッティ
  • 監督: ルキーノ・ヴィスコンティ
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 イタリア語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2006/04/22
  • 時間: 118 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000CEVWO2
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 81,955位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

SENSO 1954年/イタリア
COLOR 118min. イタリア語モノラル PAL変換ニューマスター 日本語字幕 スタンダード ドルビーデジタル 1954 STUDIOCANAL IMAGE - LUX FILMS. 提供:ギャガコミュニケーションズ 片面1層
収録:予告編 封入:解説リーフレット
監督・脚本 ルキーノ・ヴィスコンティ 脚本 スーゾ・チェッキ・ダミーコ、 カルロ・アリアネッロ、ジョルジョ・プロスペーリ ジョルジョ・パッサーニ 撮影 G・R・アルド、ロバート・クラスカー 楽曲 アントン・ブルックナー、ジュゼッペ・ヴェルディ 指揮 フランコ・フェッラーラ 出演 アリダ・ヴァッリ、ファーリー・グレンジャー、マッシモ・ジロッティ、ハインツ・モーグ、リーナ・モレッリ、マルチェッラ・マリアーニ、クリスチャン・マルカン、トニオ・セルヴァルト、セルジョ・ファントーニ
オペラ劇場の幕開きから、伊墺戦争の激闘へ。ヴィスコンティの50年代を代表する大作。いよいよ脂の乗ってきた巨匠の演出力に"官能(原題)"する、華麗・壮大なロマン。

1866年、対オーストリアの戦況も厳しいイタリア・ヴェニス。愛国運動の指導者で従弟のロベルトとオーストリア将校フランツとの諍いがきっかけで、リヴィア・セルピエーリ伯爵夫人はフランツと道ならぬ恋に落ちてしまう。その後別荘に移ったリヴィアのもとに、流刑の身となっていたロベルトがあらわれ、運動の軍資金の保管を託していくが、フランツの離隊を望むリヴィアは賄賂が必要だという恋人にその金を渡してしまう。そしてある日恋しさのあまりフランツを訪ねたリヴィアが見たものは・・・。華麗な映像とブルックナーの交響曲第7番。イタリア映画の醍醐味あふれるヴィスコンティの傑作。

Amazon.co.jp

   イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督による激情みなぎる恋愛悲劇『夏の嵐』。舞台は19世紀オーストリア支配下のヴェニス。そこで運命的に出会った伯爵夫人(アリダ・ヴァリ)と青年将校(ファーリー・グレンジャー)の激しい愛と別れを重厚に描いていく。
   ヴィスコンティ監督は、ここでは古典悲劇スタイルとリアリズムを両立させ、さらに彼の作品ならではの豪華絢爛たる美術や舞台設定の数々で観る者を魅了する。さらには邦題さながら嵐のような情熱を体現するヒロイン、アリダ・ヴァリの圧倒的な存在感は特筆もの。戦争を背景に、愛と官能の炎を燃えたぎらせ、やがては追い詰められていく彼女の迫真の演技は、本作の優れたスタッフ・ワークと見事に対峙しているのだ。(的田也寸志)

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By emir1969 VINE™ メンバー
形式:DVD
年下の美青年に身を焦がす少々とうのたち始めた人妻(伯爵夫人!)の悲劇をビスコンティ好みの美男美女によって贅沢に演出した初期の傑作、などという説明無用なまさに、映画ファン、迷わず見よ!と断定できる20世紀の古典、

オペラ的演出の素晴らしさはいまさら述べるまでもないので、本作が戦争映画としてもっと評価され濃い戦争映画ファンこそ話題にすべき素晴らしさであることを少々、

撮影時、ビスコンティは47歳、おそらく生涯でもっとも体力が充実していた時期とおもわれ、初期の習作時代からモブ・シーン演出で見せていた冴えが本作の戦争シーンではまさに爆発しています、

まるでおもちゃの兵隊のようなカラフルな軍服の大軍が画面を埋め尽くし行軍し戦闘するシーンの素晴らしさは溜息が出るばかり、迷彩服発明と国民皆兵制度が戦争そのものを変えてしまう直前の時代ならではのスペクタクルです、こんな軍服を着ている時代の脱走兵なら問答無用で処分されても仕方ないとラスト・シーンがオープニングから暗示されてもいるわけです、

とりわけ中盤の丘陵地帯での戦闘シーン、手前にオーストラリア軍、遠景にイタリア軍が対峙しいっせいに砲撃が始まってからの数分は評者の知る限りアクション映画の最高のもの、1954年制作の本作はとうぜんのことCGなど使ってません、CG以前のスピルバーグ作品(太陽の帝国など)と比較しても本作の描写は圧倒的なものです、

おそらく制作側の意図でしょう、2時間内に編集するためにかなり戦争シーンをカットしてしまったことが本編から容易に想像できます、できうるならば未収録内容をあわせて収録したボックスが発売されれば私、再度購入してもいい、

本作が密通劇であることからサスペンス作家としてのビスコンティ演出の魅力を楽しめることももちろんです、再見して感心したのが戦時による混乱が生じながらも大貴族家を舞台にしたため、領地を管理する当主(伯爵)、管理の実務を担当する使用人と農民たち、そして戦争する軍人たち、の三者がワン・カットで見事に表現されるシーンの多さ、とりわけ混乱する軍人達の隣でもくもくと収穫した小麦を脱穀しているシーンにはさすがに本物の貴族生活の真実を知るビスコンティならではの強みとおもいます、
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ルララ VINE™ メンバー
形式:DVD
オープニングにいきなりオペラ…という演出はマリア・カラスの舞台をはじめ、数々の名舞台を演出したルキノ・ヴィスコンティならではです。しかもヴェルディの『トロヴァトーレ』の中で最も扇動的で狂気さえ感じられる『恐ろしい炎が』と物悲しいリズムながら狂おしいばかりの官能性を感じる『恋はばら色のつばさに乗って』という二つの名曲を物語のキーにした演出はなんともドラマチックで危険な香りさえ漂います。まさしく映画の世界に観る者を引き込む名演出です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:DVD
 久し振りにヴィスコンティの映画を見た。

 伯爵夫人と将校との不倫密通劇であるが とにかく見ていて救いがない。ヴィスコンティが この「恋愛」には全く感情移入していない様が手にとるように見れる。結局 将校は金のために伯爵夫人をかどわかしただけだし 恋に盲目になった伯爵夫人が その復讐のために密告するという話だけだ。将校が処刑される場面もなんら劇的でもない。

 但し この破たんした二人のい破たんぶりにはリアリティーがある。将校は彼なりに自分の中に「地獄」を抱えている様は良く見えてくるし そんな将校に溺れていく伯爵夫人は もはや娼婦そのものになっていく様も印象的だ。最後の場面で夜のいかがわしい街をさまよう伯爵夫人の姿は 彼女の「居る場所」をそのまま明示している。

 主演のアリダ・ヴァッリは「第三の男」の冷たいヒロイン役でよく知っていた女優だが本作では 恋の為に盲目となっていく人妻を演じている。いく分狂気を帯びた演技には素直に感心した。

 ヴィスコンティの映画は豪華絢爛という言葉で評されることが多い。本作もそう言える。豪華絢爛の中に デカダンスの香りが常に混ざっているのも 彼の映画の特徴なのだと思う。
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