初めて大崎梢さんの著作を読みましたが、すごく面白かったです。
こういう青春ものというジャンル、大好きです。
よさこい、って聞いた事がある程度で、どんな踊りなのかも知りませんが、
ものすごく魅力的に描かれていて、DVDとか探そうと思っているくらい。
一度見てみたいと本気で思います。
また、キャラクター全てが個性もきちんとあって、尚且つ嫌なヤツが出て
こないっていうのがすごく良い!それにこういう何かに向かってみんなが
一生懸命取り組む、という話も個人的に大好きなので、ツボでした!
一生懸命ってカッコいいんだ!って思っているのだけど、世間的にはそう
じゃなくて、もどかしい想いをしているので、こういう一生懸命がカッコ
いいお話、増えて欲しいです。
四年まえに初めてよさこいに狩りだされたときの思い出…そして篤志の
心残りを軸に物語が始まるのですが、祭の裏側も丹念に描き、篤志の心
残りというほのかな謎を少しずつほぐしていきながら、熱気あるよさこい
も少しずつ進んでいきます。
篤志の心残りはどうなるのか…?!
ラストは本当にほのかな温かさが心に残り、じんわり感動。
再読したい気持ちになる素敵なお話でした。
登場人物のみんなが幸せになって欲しいなぁ、と真剣に思ってしまいまし
た。篤志はもちろん、カジさん、三雲さん、月島さん、志織さん、綾乃さ
ん、多郎ちゃんもみんな。
それと映像化はして欲しくないです…
カジさんや綾乃はデフォルメされがちで、急に安っぽくなりそうだから。
小説を味わうに限ります♪