第1巻では同著の「スクールランブル」とは明らかに異なる作風でした。
謎めいたヒロイン、ノスタルジックな雰囲気、そしてシリアスなストーリー展開。
しかしその後、次々に謎を明らかにし、話の底が割れてきて、
この第4巻では、毎回主役が異なる1話完結型の話が多く、
それこそスクランで見られた「日替わり幕の内弁当」状態です。
それと絵柄が相変わらず不安定です。
コメディ路線化が進んでいるせいもありますが、それにしても
髪型にしろ表情にしろ、試行錯誤の過渡期なのか、顔つきが違いすぎます。
舞台が「夏」ということで、サービス的に水着シーンもあるのですが、
絵柄はスケッチのような粗い描写で、見応えはあまり感じられません。
一筆入魂なら1枚の絵で読者を満足させる実力がある作者なだけに残念です。
日常的なドタバタ劇が悪いわけではないですが、
第1巻での雰囲気とは明らかに違う方向へ進んでおり、個人的には残念でした。
「アニメ化決定」と帯や巻末に宣伝がありますが、テレビ向けに
美少女エンターテイメントにでもしようと言うのでしょうかね・・・