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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新鮮!,
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レビュー対象商品: 夏と花火と私の死体 (JUMP j BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
題名通り主人公が死体になってしまうにも関わらず、初めから終わりまで一貫して主人公の目で物語が進行していきます。主人公の五月ちゃんを殺してしまった弥生ちゃん、そしてその兄の健くんの二人が必死に死体を隠そうとするわけですが、度々ピンチが訪れます。そこの切り抜け方に多少無理やり感も残りますが、スリル満天で飽きることなく読みきれます。結末もどんでん返しで、これを十代で書き上げたなんて本当に頭が下がりますね。
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
夏に読みましょう!,
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レビュー対象商品: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫) (文庫)
この話の画期的なところは物語の語り手が死体だというところでしょうか。幼い兄妹が死体になった五月ちゃんを隠そうと案をめぐらします。 不安そうな妹弥生ちゃんに対し、奇妙なほど 冷静に行動する兄健君の対比がおもしろいです。 殺人者にグロさは全くなく、かわいいと思えるほどです。 されどやはりミステリー。最後はゾクッとさせてくれました。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
遅れないでねって、そう言ったでしょう?,
By 久遠啓 (大阪府堺市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫) (文庫)
何を今更、と言われるかもしれないが、乙一は天才だ。16歳にして既に文体が完成されている。解説で小野不由美も書いているように、その魅力には年齢を超越した風格がある。 「子供」のなかにあまりに自然に同居する無邪気さと残酷さを描き、夏の花火のように儚く消えゆく一瞬の思い出の美しさを描く。目や耳の穴から血を流す自分の死に顔を初恋の少年に見られることを恥じる少女の死体が語る物語は、不条理でありながら美麗。この小説を面白くないと言って、何が面白いと言うのか。 「GOTH」へと繋がる乙一ホラーの系譜、その始まりの書だ。グダグダ言ってないで読むべし。似た題名の映画もあることだし、映像化を切に希望する。 死体がその眼に焼き付ける、夏夜の花火の美しさ。輝く光の洪水が、真実、少女の最期の想い出となるだろうことを祈って。
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