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変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう
 
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変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう [単行本]

高山 正之
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

最近、巷で流行りの「正義」とやらは、悪いヤツほど振りかざし、非道国家ほど気取りたがるのが常―。相も変わらぬ朝日新聞のお粗末ぶりから、知財泥棒国家の恐るべき手口。「鯨は人間の友達」と平気でウソをつく輩の正体とは―。「週刊新潮」連載中の超辛口名物コラム「変見自在」。第六弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高山 正之
1942年生まれ。ジャーナリスト。1965年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。98年より三年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から07年まで帝京大学教授。「週刊新潮」に連載中のコラム「変見自在」は熱狂的ファンも多く、名物辛口コラムとして高い人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/08)
  • ISBN-10: 4103058765
  • ISBN-13: 978-4103058762
  • 発売日: 2011/08
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
昨年、そのユニークな講義がたいへん評判になったハーバード大のサンデル教授に向かって、

 "米国人は知らないだろうから、日本人がほんとうの「正義」を教えてやろう"

という、まあ、高山氏ファンには毎度おなじみではあるが、なかなか刺激的なタイトルである。

地震や災害の発生時には一時的に警察力が及ばす街が無秩序状態になることがある。そういうとき世界の人々のとる行動は決まっていて、それは「略奪」である。しかし日本人は略奪をしない。商人も混乱に乗じてむやみに価格を釣りあげたりはしない。それが日本人の「正義」だからだ。サンデル教授の「正義」は、機会があればすぐに略奪を働いたり、台風のあとに屋根の修理代金が50倍になるような国の人たちを前提にしている。そういう問いはアメリカ人には有効かもしれないが、そもそも日本人には無効なのだ。と、だいたいこんな趣旨だ。

道徳なり正義なりは、比較的狭い社会の中で集団の秩序を維持するために有効な概念で、戦争や紛争が発生しうる大きな集団間の関係にはたいして役に立たない。正義はあらかじめそこにあるものではなく、結果論もしくは勝者の言い訳、といってもいい。その意味では『サンデルの頭にこうした日本的な正義はない。商売は阿漕に、金持ちは命を惜しむ。それをなんとか正義で包みた(p208)』くて正義を語るのだ、という高山氏の読み方はわかりやすかった。

週刊新潮のコラム「変見自在」を2009年12月から2010年12月まで一年分49本を収録したもので、基本的には時事ネタなので、メディアリテラシ(=新聞、テレビ報道の読み方)を鍛えるという意味では、ほんとうは週刊誌を毎週読んだよい。単行本もできればもう少し早めに出してもらえるとありがたい。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By wan
昔、何かと左翼的な意見に肩入れしていた自分にとって、高山先生の「聞きたくもない右翼的な意見」に耳を傾けるのは、とても辛いことです。
しかし、反対論者の意見にも耳を傾けるのが「おとな」の必要条件だとも思います。

高山先生にケチをつけて、『ダメだ・ダメだ評論家』チックな論評を加えることは簡単です。
だけど理性と事実で反論するのは難しいです。悔しいけど、高山先生の完勝。私は正直、脱帽しました。<(_ _;)>

読むためには自分に体力が必要です。体調が良くないと読めません。私自身、一話読むと本を閉じてしまいます。

自分がいかにナイーブなフワフワした大人だったか、ということをイヤと言うほど指摘されてるイヤ〜な気分になるからです。

「地球市民」とか「全方位外交」とか、そういうものに憬れを持っていた人なら是非、ご一読されることをお勧めします。
タップリ皮肉の効いた文章には吐き気すら覚えるかもしれませんが、それは自分が二日酔いから醒めるための通過儀礼かもしれません。
平和ぼけというお酒からの。
このレビューは参考になりましたか?
111 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
タイトルはハーバードのサンデルを皮肉ったものですが、内容は日本を取り巻く、さらに日本の中に蠢く有象無象魑魅魍魎の本質を明快かつ洒脱な筆致で喝破する痛快文集となっています。

新聞テレビが伝えない事件の裏に、どのような思惑を持って暗躍する連中がいるのか…
普段見落とす、もしくは教えられない気づかないニュースの裏の裏に何が潜んでいるか、筆者・高山氏の作品を読むと見えてきます。

また筆者はこれまで「人種」に非常な熱意とこだわりを持って筆を執り続けてきた方ですが、世界で起きている様々な出来事の大半は、人種に敏感な視点を持たないと根本的に理解できないのだと教えられました。

筆者の慧眼は世の中で権威とされる人達(大手メディア、法曹、役人、学者、司馬遼太郎等)を容赦なく切り捨てます。そこに新たな視点・世界が見えてきますが、実はそれこそ隠されてきた世界の姿なんだと分かる作品となっています。

さらに優れているところが、重苦しい内容がメインにも関わらず、思わずクスクス笑ってしまうほどタッチが軽妙洒脱な点です。
筆者の多彩な表現力はもう名人芸の域と言っていいくらいです。

『補足』
サンデルの部分一点で本著を否定している人がいますが、その方は読み誤っていますね。
著者はサンデルの発する問いがアメリカ人一般の行動原理の類型であると評価しています。
そのことすら読めていないのに「サンデルの問いを否定するのは非科学的で非アカデミズムだ」とは?
まさに木を見て森を見ないか、印象操作的な悪質なレビューに他なりません。

私個人としては、サンデルの講義などはある漫画家が言っていたように「大便を食べるか吐寫物を食べるかどっちがマシか」程度の、価値の評価を逃げた非常に低レベルな内容だと思いますが。
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投稿日: 12日前 投稿者: 視聴者A
まず、タイトルが気に入った
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投稿日: 13日前 投稿者: nao_a_jp
レビュワーよ、レビューを教えよう
著者の高山氏は、日本の歴史認識や報道の中で違うことを違う、と指摘しているだけだ。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 挑戦状
バカ丸出し
私はサンデルの大ファンです 批判したいというより 高学歴 人気にね としよりの嫉妬と冷や水ですね
投稿日: 1か月前 投稿者: early music
とりあえず中間(星3つ)としましょうか。
「スーチー女史は善人か」以来、著者のファンとなり購入しました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: コロコロ
日本的な正義って結局なんなの?
てっきりコミュニタリズムの批判書かと思ったら大間違い。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: Farbreさん
高山節は本作も絶好調です。
このシリーズも早くも第6作目で絶好調。今回の本作の題名に、そうか、こう来たかと、思わず笑ってしましました。サンデルのことを云々と、アマゾンのレビューで、ちょっとし... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: SOULTRAIN
『これからの「正義」の話をしよう』の読書感想文としては0点
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投稿日: 9か月前 投稿者: hazama
日本の正義
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投稿日: 9か月前 投稿者: Cineman
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