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全6話の原作・構成はあの大作「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの荒木飛呂彦氏ですが、作画まで荒木氏自身が担当したのは2作だけ。他は鬼窪浩久氏の作画です。その辺の事情は後書きで詳しく述べられています。鬼窪氏の絵も嫌いではありませんが、荒木氏が描くタイ・カップやテスラも見たかった気がします。
唯一、難を挙げるならハードカバー、函入りと言う豪華版にしたためか価格が高めなこと。お金のある人にはそれも魅力かも知れないけど、若い読者には辛い価格設定かも。そんな訳で星四つしましたが、内容的には星五つ。荒木ファンでなくても楽しめます。
世界には、色んな変な人が居たんだなと思わせる、不思議な作品。荒俣宏の本に近い。
凝りに凝った豪華装丁の単行本のため、値段が高い。また、こうして一冊になってしまうと、このシリーズは終了なのかとちょっと残念。『ジョジョ』以外の作品が非常に少ないので、これからも読みたいシリーズ作品。
内容は信じようと信じまいと、本当にあった話・・・というか、巷間にまことしやかにささやかれている都市伝説の類に近いうさんくささがあるが、氏の独特なセンスにピッタリマッチした、全く持って不思議なエピソードが記されている。それを見ているだけで、世の中の不思議さにドキドキワクワクしてしまう。
現実と非現実の狭間を堪能できる本書は、最高に楽しく、また他では絶対に味わえない独自のケレン味にあふれている。
惜しむらくはハードカバー外箱入りの装幀せいか、価格が一般の漫画と較べると高めに設定されており、また荒木飛呂彦氏の作画になるエピソードは中盤の二話だけという問題点もあるため、購入を迷われている方も多いのではないかと思う。
しかし、荒木氏の監修の元、共著者としてクレジットされた鬼窪浩久氏の絵は初期の荒木作画に近く、その扱っている物語の特徴と併せ、第一部~第三部あたりのジョジョを彷彿とさせるクオリティがあると思う。
熱心な荒木ファンには抵抗があるのかも知れないが、パチモノのいい加減な作画ではないと断っておきたい。また、当然荒木氏本人の力作も絶好調だ。
値段については高いのは確かだが、内容の濃さを考えて妥当だと個人的には感じた。ケース入りで立ち読みは出来なさそうだが、「荒木式不思議物語」がたまらなく好きだ!という方には是非購入して頂きたい。
事実と虚構の境目を曖昧にする、荒木氏のストーリーテーリングの真骨頂がこれにはある。
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