TAGROの新作。
大学に入って半年になる松隆奈々子は今日も悩んでいた。それは「変態生理ゼミナール」という彼女が採った飯野教授のゼミのことである。今日も非モラルでセクシャルな課題が出される・・という作品です。
主人公の松隆以外はみんな変態です。
教授は変態ですが、ゼミの学生たちも変態。カッコいい風な小麦先輩は寝取られフェチ、盗撮趣味な田口は彼女にしか尽くせない共依存者、美人な水越さんはいかがわしい妄想で快楽を得る妄想逃現狂などの特殊な嗜好を持ち合わせた人々のキャンパスライフが描かれています。
この作品の面白い所はそれぞれのもつ特異なフェチズムに自分なりの理論を語る点にある。作者はそういうヤバさを安易にギャグに転化させずに真面目でむしろリアリティのあるエグさを描写することで、ひょっしたら大学にはこんな人いるかも・・という浸透によってより現実味のある変質なキャラクター像を見せている。
だからこの作品が変態たちによるめちゃくちゃ暴れるギャグマンガという印象はあまり感じない。だからといってこの人たちが行なう闇鍋は凄すぎると思ったけど(笑)。
まぁ、なんだかんだ言っても(ちょいヤバな)キャンパスコメディマンガです。
はじめは度肝を抜かれたけど、読んでいく内にこの世界に入れたら楽しめると思う。
オススメ・・できるかはわかりませんが、こんな人たちがいてもいいんじゃないでしょうか。