書名に興味を抱いて読んでみた。
自民党の衆議院議員・河野太郎氏と,評論家の二宮清純氏との対談集である。
政治に関する内容が中心であるが,ざっくばらんなフリートーキングといった感じで,気楽に読めた。
国権の最高機関である国会の,非常識な常識や,旧態依然とした自民党の体質などを痛烈に批判し,警鐘を鳴らしている。
私は,自民党支持者であるし,保守本流の流れを汲む谷垣総裁に総理大臣になってほしいと切に願っている者であるが,自民党が,過去の成功体験やしがらみから脱却できずに小手先の政局作りに終始している現状には危惧を覚える。自民党,もっとしっかりしろよと言いたい。
政権に,永々盛々などということはありえない。どんなに堅牢な仕組みやルールを築いても,どんなに傑出したリーダーが現れても,時代の変化に対応できなくなれば,終焉を迎えることは歴史が証明している。
「自民党は変わった。本当の国民政党になった。」と多くの国民に言わしめる努力を惜しんでほしくはない。