この方の書かれる、独特の雰囲気が大好きです。登場人物の表情や、間の取り方が絶妙で、とてもドキドキします。
内容は、作者十八番?の学園物。同じ学校を舞台に、話ごとに主人公が変わると言う、ちょっと変わった構成です。
でもきちんとどの話もリンクしていて、違和感無く読めます。
高校生特有の若さ、不器用さ、可愛さ、格好よさ、そして恋の切なさが味わえるお話ばかりで、
満足感のある一冊でした。生徒×先生のお話もあり、それもまたツボでした!
感情移入する対象によっては、完全にハッピーエンドとは言えない内容ですが、
読後感はとても爽やかです。
特に、主人公が移っていき、そしてまた戻る、と言う構成が、
より物語に引き込まれる感じで上手いなぁ〜と思いました。
タイトルも、とても良いです。
のんびり読めるのに、ドキドキする。
ほのぼのとした絵柄なのに、クールにもストイックにも見える。
そんな、不思議な魅力のある作者さまです。