この30年間で、アメリカ人の食生活にいちばん影響を与えたのは「専業主婦が減った」ことであり、その背景として次の二点を指摘している。「1970年代からのウーマンリブ運動の結果、女性のキャリア志向が強まったこと」「アメリカが得意とするエフィシェンシー追求の結果、ファーストフードというビジネスモデルが生まれ、人々は安価でおいしい食べ物を、いつでもどこでも食べられるようになったこと」。要するに、お金を払えば「材料を買い、家で料理し、後片付け」をしなくてよくなり、女性が専業主婦から、外で働き稼いだお金で外食することを選択するようになったということであり、これは今の日本にそのまま当てはまることであり興味深かった。しかし、これは長い間追い求めてきた理想的な生活図であるかもしれないが、一方では、肥満・糖尿病など、犠牲も大きいことが認識され始めている。---以上のような文化論から、具体的なアメリカの家庭料理の具体的な内容・料理の本・外食事情・郷土料理・日本とアメリカ食文化などにつて幅広く述べられており内容豊富である。