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変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない
 
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変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない [単行本]

古山 明男
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 不登校、学級崩壊、受験競争欧米で生じないのはなぜか?
 欧米では、問題が小さいうちに解決されるシステムができているためである。
 日本の学校システムは、お役所同然の指揮系統で運営され、利用者側に対して責任を取るシステムができていない。はっと気がついたときには、事態は手に負えないものになっている。
 進学競争に依存する学校システムは、発展途上国に特有のものである。これを成熟社会型に変更する必要に日本は迫られている。
 もっとも重要なものは、教育を受ける側の権利保障と、人々が学校を作る自由である。
 お役所的学校システム脱却の道を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

不登校、学級崩壊、受験競争―欧米で生じないのはなぜか?『教育基本法』第十条に隠された未来へのカギ。お役所的学校システム脱却の道を探る。

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 平凡社 (2006/6/10)
  • ISBN-10: 4582824471
  • ISBN-13: 978-4582824476
  • 発売日: 2006/6/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 163,335位 (本のベストセラーを見る)
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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 興奮して読み終えました。

 一私塾の経営者がよくまあ、ここまで丹念に調べ上げ、事実の列挙に終わらず、歴史的時間軸と組織的な広がりの両面から立体的に日本の教育を描きあげたものだと思います。日本の教育システムは誰もが直観的に変だと分かっているけれど、どこがどう変なのかを語れるのはせいぜい個々の現象レベルまでだと思います。この本は、みんながもっているその直観に、具体的な事実の裏付けと、詳細な地図を与えてくれるでしょう。

 この本の魅力は、そのような資料性に尽きません。ハートがあるのです。よくある体制批判になっていない。体制側に対しても保護者や生徒に対しても、全編を通してあたたかな視線が貫かれている。これは見事としか言いようがありません。

 私は保健室児童の先駆けで、中2で完全にドロップアウトした人間ですが、そういう者の目で読んでみても、「わかってくれてる、この人!」という感慨がわき起こってきます。この本は、そういう人たちにも読んでほしい、癒しの本でもあります。

 さらに、この本の根底にある社会的な視線は、単に教育改革への指針に留まらない深みをもっていると思います。日本の医療、福祉、農、企業や省庁の仕組みを考える上でも、素晴らしい慧眼が光っています。その意味で、社会的なジャンルを超えておすすめしたい一冊だと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なぜ教育には競争がいらないか、子どもと接している実例から語っている。圧巻は教育行政システムの説明だ。教育委員会の役割など、何がどうなっているのかさっぱりわからない現状を、歴史的経緯から解きほぐし、その問題点を指摘している。そして他国のシステムと比較して、模範となる例をフィンランド、オランダ、デンマークに求めている。現在の改革はイギリス型に向かっており、それでは危ないという。単純な公教育批判ではなく、前向きな提言であり、教員のサポートがもっとも重視されている。そして最後には、福祉や教育など、必要なところにお金をかける仕組みを作れば、自然と経済もうまくいくのだと結論づけられる。よくこれだけ調べ、これだと整合性もあり魅力的な提言をできるものだと、心から感心した。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
地方分権にして競争を導入すればよい、という安易な教育費カット路線志向でもなく、「戦後民主主義」批判のスパルタ論のどちらでもなく、まっとうで手がたく、読みやすく、説得力がある。「不登校、学級崩壊、受験戦争ーー欧米で生じないのはなぜか?という帯の文句は不正確で(もちろん欧米にもこれらはある)、本文はこれほど大雑把ではない。
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