クレハのリリースがここまで後にきたのは、先行してマックスファクトリー版が1/7でリリースされたのを受けてのことでしょうね。確かにMF版はTony氏フィギュアの最高峰と誉れ高い再現度を誇っていた分(当然、スケールの違いも完成度に多大な影響を与えることも頭に入れなければなりませんが)、コトブキヤさんも試行錯誤したに違いありません。
これまでの立体化クレハは、キャラ的にMF版やカプセルトイのように”静”のポージングが定着化していました。そこにここまでダイナミックなポージングを持ってくることで、今までのクレハとは一線を画すことに成功していると思います。体全体をひねるようなポーズで、豊満なバストやウエストのくびれ、綺麗なヒップラインがどの角度からも破綻することなく造形されています。なかにはクレハっぽくないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。(シーナなんか逆に剣士のクセにこじんまりポーズだったし…)
加えてこの特殊的な袖のなびきと後に持った弓(しっかりと弦付き)のおかげで、ディスプレイには2キャラ分必要です。
試作品と量産品のクオリティが異なるのは、誰もが覚悟していることですが、Tony氏キャラ一番の魅力は、その瞳の存在感です。故に量産版になったときに最も気になる部分でもあります。しかしというか、やはりというか、今回もアイプリントが濃すぎです。あとリップも。シーナの瞳もかなり濃すぎでしたし、ここいらが工場の限界なのでしょうか。
このシリーズも今後、エルウィン、マオ、ブランネージュ、リュウナとヴァイスリッターが続くようです。ヒルダレイアやホウメイ(ホウメイは他社から出るようですが)が日の目を見る時が来るよう期待します。