デザイナーの教科書ではなく、デザイン会社に「発注する側」の心得本です。
発注者に必要なのは生半可なデザインの知識ではなく、自社のポジションや将来のビジョンを言語化すること。
ところが多くの企業はこれが意外と出来ません。何となく「センス良く」などと注文してしまいがち。
そのため、どんなに有名なデザイナーを雇っても何億円のコストをかけても「期待はずれ」な結果になってしまいます。
あの「せんとくん騒動」みたいに(笑)
ウジトモコさんの3冊目ですが、この人の思想は「ポジショニングができて初めてデザインが成立する」という点で一貫していますね。
今作はポジショニング(ブランディング)の方法論がいままでで一番詳しく、「視覚マーケティング」思想の完成版と言えます。
趣味のブログデザインなら読んで楽しい2冊目の『視覚マーケティング実践講座』、
会社の運命を背負ってしまった広報担当の方はこの『売れるデザインのしくみ』で本格的に勉強することをお勧めします。