私は昨年からマンションを探していました。お陰様で今では無事に「これだ!」と思えるマンションに巡り合えました。
しかし、モデルルームを訪れるたびに「同じような間取りだなぁ」とか「営業マンってこんなもの?」というような疑問にたくさんぶつかりました。
どのデベロッパーもその個性や他社との差別化に関しては、ブランド力や設備面ばかりに注がれているように感じました。
それまでもいろいろな不動産関連の書籍を見ていたので、よけいに疑問に思うことが多かったのかもしれません。
そして、今回たまたま店頭で見かけて手にした本書をパラパラと見ていると、自分の購入したマンションの特徴を理想とすることが書かれていたので、著者プロフィールを見ていると、なんと自分が買ったマンションのデベロッパー社長ではありませんか!
地域に根ざし、大手とは一線を画す「ミュージション」や「コーポラティブハウス」など、独自の企画・分譲をしてきたデベロッパー社長が「マンションは田の字タイプの間取りがなぜ多いのか?」「どうすればマンションは住み心地は良くなるのか?」など、自らが実際に経験したことをベースに明確な信念を持って「理想のマンション」について語っています。
たとえこちらの物件が検討対象に入っていなくても、これからマンションの購入をお考えの方にとっては、非常に参考になる内容だと思います。
「どの物件を買うか?」よりも「誰から買うか?」一生で一番大きい買い物だけに利益優先ではなく、真摯に顧客の方を向く売り主から購入するべき、本書を読み、改めてその大切さを痛感しました。