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声を刻む―在日無年金訴訟をめぐる人々
 
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声を刻む―在日無年金訴訟をめぐる人々 [単行本]

中村 一成
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

国籍を理由に、年金制度からも排除される在日一世のハルモニたち。人生の晩年を迎えて今、国を相手に訴訟に立ち上がった彼女たちが、それぞれのライフストーリーを語る。植民地支配下の朝鮮での幼年時代から戦後日本社会の60年を彼女たちはどう生きてきたのか。彼女たちによって生きられた現実、それは、この国の近現代史の紛れもない一部である。彼女たちの語りに耳を澄まし、その生の細部に目を凝らすとき、他者に対してこの国とこの社会が一貫して振るい続けてきた暴力のありようが浮かび上がる。いったいいつまで、この国は、排外の歴史を続けるのか。

内容(「MARC」データベースより)

「許されへんことがいっぱいあるねん…」 国籍を理由に年金制度からも排除される在日一世のハルモニ達。人生の晩年を迎えた今、国を相手に訴訟に立ち上がった彼女達の人生から「他者を拒み続ける国」日本の姿が浮かび上がる。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: インパクト出版会 (2005/06)
  • ISBN-10: 4755401534
  • ISBN-13: 978-4755401534
  • 発売日: 2005/06
  • 商品の寸法: 18.4 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 527,818位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
残念ながら 2007/9/14
形式:単行本
 記述に誤りがいくつか見られます。きっちりものごとを確認して書くライターの方ではなさそう。誤りが多いと本全体が信用できなくなるんです。だから残念ですが、星1つにしました。こういうノンフィクションのテーマは冷静に事実を見つめる目が必要かとも思いました。
このレビューは参考になりましたか?
59 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は無年金訴訟の原告である在日一世のおばあさん一人ひとりの今に至るお話に、
日本政府が行ってきた植民地政策、様々な差別・弾圧の具体的事例が その背景として丁寧に絡められています。

「在日」の存在とその経緯、現状に全く触れていないという人にも、そうでない人にも
大きな意味と説得力を持つ一冊になるという確信のもと、激しくオススメ致します。

日本が行った植民地支配は 余りにも簡単に個々人の人生を翻弄し、
「戦後」60年もたった今も その人の暮らしを浸食し尊厳を蹂躙し続けている。
その現実の中で彼女たちが生きているうちに、少しでも深く「声を刻み」、自分自身にも政府にも その叫びを突きつけていかなければ…。
そうしなければ朝鮮民族(勿論そうでない人々も!)という途方もなく大勢の一人一人を苦しめ、殺してきたことが「無かったこと」にされてしまう。

生きている人間の存在自体を 暴力と時間に任せて消し去ろうとしている社会で、私自身どう生きるのかということを改めて考えさせられました。

特筆したいことは、著者の想いや体験が率直に書かれているということです。
さりげないけれど丁寧な描写が、その空間にいる彼という存在を想像させ、それが突き刺さるようなリアリティーとなり…。
「今」という歴史の更新地点での、その胸中の告白には強く 心打たれます。

世界の誰もがその人の胸の内を覗こうと思いもせず、足早に通り過ぎたとしても 本人は知っている。
そのことに気づく人がいる。その人の人生に触れる人がいる…。
これは、日本社会に生きる自分自身に突きつけられる二重の記憶、その記録です。
いつの日か、こんな仕事ができるような人間になりたいと我が身もわきまえずに心底思いました。

写真も装丁も繊細なのに力強く ハルモニたちの命そのものであるかのような潔い美しさがあり、
これが氷山の一角にすぎないとしても、その一角に氷山のあまりの巨大さを痛感させられる 素晴らしい一冊です。

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