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声に出して読みたい日本語
 
 

声に出して読みたい日本語 [単行本]

斎藤 孝
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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 「てまえ持ちいだしたるは、四六のがまだ」「生麦生米生卵」。目次を目にするだけでも声に出して読みたくなる口上や早口言葉、古典の名句を集めた暗誦のテキスト。ページをぜいたくに使い、大きめの活字でぱらりと配してある言葉はなじみ深いものが多く、目で追ううちにいつしか口に出している。

   こうした言葉は「日本語の宝石」、暗誦することによってその宝石を「身体に埋め込む」ことができると著者は言う。声に出し、身体で美しい日本語を覚えれば、意味はわからずとも潜在的な日本語の力を身につけることができる。

 「腹から声を出す」「リズム・テンポに乗る」などのグループごとに選ばれた宝石たちは全部で76。「祇園精舎の鐘の声」(『平家物語』)といった古典の名句のほか「どっどど どどうど どどうど どどう」(『風の又三郎』)「はっきよい、のこったのこった」(行司のかけ声)など楽しいものがたくさん収録されている。

   各文には作品が書かれた背景、声に出すときのポイントなどを丁寧に書いた解説がついている。著者自身の体験や、「兼好法師は『上達論おやじ』である」といった独自の言いまわしがまたおもしろい。気に入った言葉を覚え、ひとり朗々と暗誦したり、親子で声をあわせるのもいい。漢字にはふりがながふってあるから、子どもひとりで暗誦することができる。

   読む、のではなく著者が言うように「使い切る」ことによって本領を発揮する良質の日本語テキストだ。(門倉紫麻)

出版社/著者からの内容紹介

かつて暗誦することは言語感覚を養い、心と身体を鍛える訓練法の一つだった。
忘れられつつある伝統的暗誦文化の復活を説く簡便で洒落た文章集成。

内容(「MARC」データベースより)

祇園精舎の鐘の声からガマの油売りまで、日本の名文、名ゼリフを暗唱することは心身を鍛える。読んで心地よい文章、面白い文章を集めた本。日本語の良さを見直そうと提唱する。この日本語知ってますか?

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

斎藤 孝
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論。『身体感覚を取り戻す』で2001年度、新潮学芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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