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声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)
 
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声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫) [文庫]

木本 雅彦 , ヤス
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

第8回えんため大賞佳作受賞! 主演:ハッカー、ヒロイン:腐女子の三次元激・ミュージカル!
“孤高のハッカー”を名乗る高校生・広野は、尊敬する“おっちゃん”のOSマニュアルを入手するため、同人誌即売会に乗り込んだ。場内の熱気に圧倒されつつも何とか目的を果たした広野。だがしかし、そんな彼の前に自称“腐女子”の声優志望少女・沙奈歌が現われ、しかも広野は、成り行きで彼女の恋の“エチュード”の相手をすることに! 目指せ“本番アリ”!恋と声に身悶えする、第8回えんため大賞佳作受賞の三次元ミュージカル、いよいよ開幕!!

内容(「BOOK」データベースより)

“孤高のハッカー”を名乗る高校生・広野は、尊敬する“おっちゃん”のOSマニュアルを入手するため、同人誌即売会に乗り込んだ。場内の熱気に圧倒されつつも何とか目的を果たした広野。だが、彼の前に自称“腐女子”の声優志望少女・沙奈歌が現われ、しかも成り行きで彼女の恋の“エチュード”の相手をすることに!はたして二人は“本番アリ”な関係になれるのか!?恋と声に身悶えする、第8回えんため大賞佳作受賞の三次元激LOVEミュージカル、ついに開演。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2007/1/29)
  • ISBN-10: 4757733283
  • ISBN-13: 978-4757733282
  • 発売日: 2007/1/29
  • 商品の寸法: 14.8 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 240,384位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ぶっきらぼうで孤高を信条としていた主人公がヒロインを通じて他人に興味を示し、徐々にヒロインに惹かれていき、最終的には自分のできること総動員でヒロインを救い出し、ぼろぼろになりながらも他人のために一生懸命になるまで成長が、きちんと自然に感じられ、読み終えた後「よかったなお前ら!」と心から賛辞を贈れた気持ちのいい作品でした。
黒玉もスパイスとしていい塩梅に物語にコミカルさを与え、人の心を把握するのが苦手な主人公とヒロインとの心の掛け橋になってていい感じ。

とはいえこの作品、色恋に不得手な主人公とヒロインが紆余曲折を経て想いを紡ぎあい、一応の結末を見せる。
黒玉やハッカーの知識といった少々変わったスパイスはあっても、結局物語の基本は凡百のラブコメと何ら変わることは無い代物です。

しかし、私はこの作品が好きです。この物語の世界にグイグイ引き込まれました。
理由は偏に、物語全編から作者自身が書きたいもの見せたいものがめいっぱい詰め込まれていたからだと思っています。
この作品はこの人にしか書けない。だから貴重であり、面白い。
それに尽きます。

物語を生み出す際大切なことはアイディアではない。
作者がどれだけこの作品に思い入れがあるか。どれだけこの作品を生み出したいと思っているか?
その思いの強さが大切なのではないかと思いました。
文体や主人公に癖があって多少人を選ぶ気がしますが、泥臭くて、作者の思い入れがいっぱい詰まったいい作品だと思います、私はオススメします。

余談ですが文章を読んでいて「作者は絶対理系人間だ」と強く思ったのですが、案の定プログラマーが本職のようですね。
理系人間である私は、必要最低限しか喋らない、頭の中では色々常になんか考えてる、切り捨てるものはあっさり切り捨てるといった主人公の考え方の随所に「解る解る」と頷けて非常に感情移入しやすかったです。
これも気にいった理由の一つかも……。
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By くまくま トップ1000レビュアー
形式:文庫
 声優になるために専門学校に通い劇団に所属しようとする少女沙奈歌と、ハッカーを名乗り他人とのかかわりを持ちたがらない少年広野。普通なら交わらなそうな二人の人生が、同人誌即売会のあるブースで接触する。

 一見するときちんと夢に向かって生きている少女と何をすべきかはっきり分かっていない少年という構造に見えるが、そう単純な話ではない。
 沙奈歌は声優を目指して友人たちとがんばっている。しかし、みんな一緒に夢に向かって努力するというのは聞こえは良いが、それは一種のなれ合いだろう。トップを目指す者は、並ぶ者がいないという意味では孤独にならざるを得ない。
 一方で広野は技術者としての腕を持ち、それを利用して孤独に活動をしている。そして、自分は一流として立つためにそうあるべきだと考えている。そんな二人が出会うことによって、互いに変化が訪れるのだ。

 現実は厳しい。自分の思うようには上手くいかない。でも、自分の夢をかなえようと思えば、苦しくても、辛くても、プライドがズタズタになっても、前に進もうとしなければいけない。
 物語らしくない現実の厳しさを語っている物語。
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By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
ほとんど、ライトノベルは読んだことがない自分だが、先日、著者の『星の舞台からみてる』というシステムエンジニアSFを読んで、とっても面白かったので、著者の旧作を探して、この本も読んでみた。
ライトノベルということもあって『星の舞台からみてる』ほどは、心が躍らなかったが、ハッカーを主人公とした小説好きなので、それなりに楽しめた。
ライトノベルのお約束には従っているのだろうけど、凝ったストーリー展開もないが、少年少女の微笑ましい恋愛と自分の夢に賭ける情熱は、読んでいて、ホッとする。これがライトノベルの良さなのかな。
でもやっぱり、この著者には『星の舞台からみてる』のようなSFを書いて欲しい。ライトノベルを否定するつもりはないけど、彼の描こうとしている世界は、ライトノベルでは表現しきれないような気がする。
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