何を信じて生きていけばいいのか? 3.11以降、そんな思いがますます強くなってきているのは決して私だけではないと思います。
そんな時、トマトに関する健康ニュースを目にし、偶々見つけたこの「声かけトマト」
「トマトに声をかけると、かけた通りに甘くなったり酸っぱくなったりする?・・・バカな!」
とページを変えようとしたその瞬間、私の脳裏に浮かんだのは、この生産者が心を持たない筈のトマト一つ一つに声をかけながら、まるで我が子を育てるのと同様にトマトを育てている姿でした。
そしてそれはどこまでも真摯で誠実な姿勢に思えたのです。
今の日本人が失いかけている何か、一番必要な何かをこの生産者は持っているのかもしれない!
信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方がいいと、とりあえず注文してしまいました。
届いたトマトは若干固めの皮の付近が非常な甘さを帯びていて、近所のイ○ンで売っているそれらとは明らかに違う、今までに食べた事のないトマトという印象を受けました。
さっそくモッツァレラチーズとオリーブオイルで、いわゆるカプレーゼを作ってみると・・・
なんと言う事でしょう!
まさに運命的な出会い!これは誰かに伝えたくなる美味しさです。
私にとって昨日までのトマトは、お笑い芸人で例えると、確かに昔は色々周りに影響を与えたかもしれない「島田洋七」のような位置づけでしたが、この「声かけトマト」に限っては、もはや今の芸能界にはなくてはならない「ビートたけし」のようなのです!
何よりも自分自身の味覚が信用できなかった私は、職場のみんなに食べてみてもらう事にしました。
すると・・・
驚いた事に、普段私の顔を見れば小言を連発し、天の岩戸のように心を閉ざしている欲求不満のAさんが、翌日には満面の笑みを浮かべ「美味しかった〜また買ってきて〜!」と、目を疑うほどの変わり身を見せたのです!
どうやらこの生産者の声は、食べた人の心まで変えてしまったようです。