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壜の中の手記   晶文社ミステリ
 
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壜の中の手記 晶文社ミステリ [単行本]

ジェラルド カーシュ , Gerald Kersh , 西崎 憲
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アンブローズ・ビアスの失踪という米文学史上最大の謎を題材に、不気味なファンタジーを創造し、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞を受賞した名作「壜の中の手記」をはじめ、無人島で発見された白骨に秘められた哀しくも恐ろしい愛の物語「豚の島の女王」、贈られた者に災厄をもたらす呪いの指輪をめぐる逸話「破滅の種子」、18世紀英国の漁師の網にかかった極彩色の怪物の途方もない物語「ブライトンの怪物」、戦争を糧に強大な力を獲得していく死の商人サーレクの奇怪な生涯を描いた力作「死こそわが同志」他、思わず「そんなバカな!」と叫びたくなる、異色作家カーシュの奇想とねじれたユーモアにみちた傑作集。

内容(「MARC」データベースより)

アンブローズ・ビアスの失踪という米文学史上最大の謎を題材に、不気味なファンタジーを創造し、MWA賞を受賞した名作「壜の中の手記」を含む、全12編を収録。異色作家カーシュの奇想にみちた短編集。

登録情報

  • 単行本: 332ページ
  • 出版社: 晶文社 (2002/7/1)
  • ISBN-10: 4794927320
  • ISBN-13: 978-4794927323
  • 発売日: 2002/7/1
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 物語への助走部分が短い短編集って、100ダッシュを繰り返しているようで忙しなくて、よっぽど面白くなくては読む気がしないのであるが、登場人物の味付けが冒頭からすんなり頭に入ってくる作家的な熟練度が心地良いから少々古びたネタながらついつい没頭して電車の中でも降りるの忘れて読み込んでしまうのである。いやはや。奇想がいきなり立ち上がる短編作家としての技巧が、そのまま洗練されてないワイルドさで迫ってくるのが凄い! こういう作品群&作家を発掘してくる編集者も凄い! まさしく晶文社ならではの作品であるなあ…良くも悪くもこういう変化球系の作品はここでしょ(^_^;)。

 1968年には死んでしまってるジェラルド・カーシュ。発表年度は1940年代が中心であっても、カーシュの寓話性はそのまま普遍性へと繋がり2002年の今に甦るスケールに「おお」と思わず作品解説を熟読してしまうのよね。そう、ミスター波瀾万丈=ジェラルド・カーシュ。不遇の晩年だった彼には、時代が早すぎたのかもしれません。ハーラン・エリスンらが熱烈な賛辞を送っているってのに納得だな。ブラッドベリら短編の名手と共通するコアな部分に共鳴してしまうのでありましょうねえ。

 個人的な好感度では、『ねじくれた骨』表題作『壜の中の手記』『時計収集家の王』などがお勧め。ミステリ好きにもSFマニアにも納得の異色中の異色12作品を収録。まさしく奇想、読者を動かす作品群にこの秋、どっぷりハマってみませんか。新しく始まった晶文社ミステリ。古いけれど新しい。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まさに奇想 2005/9/3
形式:単行本
 奇抜なアイデア、ストーリーテリングの上手さが素晴らしいですね。最初の豚の島の女王などは、あまりに残酷で切ない愛の物語で、もう心から離れない。ブライトンの怪物など、こんなオチが来るとはとても思えなかったし、最後の死こそ我が同志など、本当に素晴らしい。一読の価値あり。是非呼んでほしい作品群。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By riesu
形式:単行本
私も他の方がおっしゃるように彼の死は少し早すぎたような気がします。あと少し、せめて80年代ぐらいまで生きていてくれたのなら、もっといろいろ読ませてもらえたのに・・・と勝手な感想を持ってしまいます。

しかし彼の人生が不遇で押しも押されもせぬ人気作家ではなかったことが彼の作品にいい意味の澱みを与えているのかもしれません。
どう表現したらよいのか、私の拙い文章能力ではうまく彼のよさを表現はできませんが、救いのないラストなんだけれど後味は悪くない。
このようなアンビバレンツなことを書くしか彼の作品を表現できません。
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