ハードファンタジーとライトファンタジーの混ざったような作品ですね。
『貧乳差別』など、ギャグとしか思えないような設定があるかと思えば、
差別される貧乳達は群衆に石を投げられたり狩りの対象になったりで虫のように殺される、といったダークな展開もあるなど、
ハードだかライトだか良く判らない作品です。
とはいえ、ハードファンタジーの必須要素である世界観はかなりしっかりしていて、
墜落世界の描写も色々と想像を巡らせる余地がある程度にリアリティを持って語られます。
生活臭やリアリティを重視するバリバリのハードファンタジーが、往々にして陰鬱な展開ばかりになりがちな事を鑑みれば、
この作品は、ハードファンタジーの持つ毒を、上手くライト路線で軽減していると言えそうです。
基本的にはハッピーエンドなので、ダーク路線嫌いの方にもお勧めできるかと思います。