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増補 転落の歴史に何を見るか (ちくま文庫)
 
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増補 転落の歴史に何を見るか (ちくま文庫) [単行本]

齋藤 健
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

奉天会戦からノモンハン事件に至る34年間、日本は内発的な改革を試みたが失敗し、敗戦につながることになった。自己改革はなぜ失敗したのだろうか。

内容(「BOOK」データベースより)

1905年の奉天会戦から1939年のノモンハン事件に至る34年間は、国家改造計画から共産主義思想まで、日本が内発的な改革に呻吟した時代だった。しかし、結局、軍部の専制を防げず、未曾有の敗戦という結末を迎えることになる。日本の自己改革はなぜ失敗したのだろうか。官僚から政治家となった著者が自らの体験を振り返り、近代史との様々な対話の中から、その原因を追究する。

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 筑摩書房; 増補版 (2011/4/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480428267
  • ISBN-13: 978-4480428264
  • 発売日: 2011/4/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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戦前、大正デモクラシーが定着するか、それとも軍部支配の日本になるかという転換期から、日本の指導者はどうあるべきかなどを学ぼうというのが前著「転落の歴史に何を見るか」(ちくま新書)の狙いだった。日本は結局、大きな世界の中で日本がどう進むべきかを考える「ゼネラリスト」の指導者を養成してこなかったことなどから、この期間は戦争への「転落の歴史」となった。この増補版は、好評だった前著に、原敬論や、座談会を収録した。注目すべきは、著者の前文だ。経済産業省の官僚時代に前著を書いた著者は、その後、埼玉県副知事の後、千葉県から衆議院議員に立候補(自民党)したが、おりからの小沢ブームにぶつかり、民主党の女性候補に惜敗した。その後、雪辱を期した3年半近くは、定職もなく、次は勝てるという希望もなく著者自身が「転落」するやもしれ苦しい3年半だったという。その後、民主党が政権をとった前総選挙で、自民党から比例代表で復活当選した著者の、今後の政治家としての行動に期待したい。その意味で、震災後のリーダー像を考える上でも、好著といえる。
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本書は、日本の政治や国制について、何がたりないのかを考察した本とみえる。
日露戦争から太平洋戦争までの期間に日本の政治が劣化したという
司馬遼太郎風の見方を継承しているようだ。
穏当な論の運びであり、変なところは見受けられない。
そのかわり、その分だけ、やや深みに欠ける気がする。

指導者と組織の双方に問題があり、過去から現在までひきずっているという。

・・・だからどうしたら良いのかと思う。
欧米をまねて二大政党制みたく、政権交代してみたが、結果は惨憺たるものだ。
つまるところ、平等思想の行きつく果てが民主主義であり、
政治家が大衆レベルの判断しかできないという結果を招いているようだ。
つまりは主義の問題でもなければ、制度の問題でもない。

悩みは深まるばかりである。
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