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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「歴史図像学」入門。絵図の図像分析で浮び上がる中世像,
By 白頭 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 増補 姿としぐさの中世史―絵図と絵巻の風景から (平凡社ライブラリー) (単行本)
副題は「絵図と絵巻の風景から」。これから、中世の絵図に描かれた風俗や事柄をあれこれ考証した本、と考える とちょっとニュアンスが違う(そういう面も勿論重要とされるが)。 その方法は著者自身「歴史図像学」と呼ぶように、パノフスキーのイコノロジーの 強い影響を受けている。巻末の著者自身によるの略史でも、それは明快に触れられて いる。簡単に言ってしまえば、絵巻の表現にあらわれる固有の統辞論や意味論、 るといった「しぐさ」の表現、人物や動物の登場と描かれる「場」との関係、 常にそこにはつきまとう。美術史あるいは民俗学とは異なり、史料として絵図に向か
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