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「怪奇一番勝負」(1962)は登場人物、セリフと場面を一部変更・省略したうえで、『鬼太郎夜話』の結末に再利用されています(殺し屋の金田とマンガ家の村田がそれぞれ怪紳士(ロンドンの人狼)とねずみ男に変更されている)。その名残りは『鬼太郎夜話』に「相手はろうそくを食べるくらいだからチョコレートならとびつくよ」や「髪の毛が字を書くなんてはじめてだ」というセリフに見られます(「怪奇」では鬼太郎がろうそくを食べる場面があるが、『夜話』にはない。髪の毛うんぬんというセリフは「怪奇」では手になっていたのを髪の毛に変えたため。)。
「霧の中のジョニー」(1962年)は「吸血鬼エリート」としてリライトされています。表題のジョニーとは吸血鬼の名前です(リライトではエリートに改名)。
本シリーズ以外にも複数の出版社が単行本化しているため、資料的価値はやや低くなっています。なお中沢新一が「冥界の息吹き」という短い感想文をよせています。
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