内容紹介
マグレブを代表する女性作家(アカデミー・フランセーズ)が描く、“女”のアルジェリア戦争。植民地アルジェリアがフランスからの独立を求めて闘った1950年代後半。「ゲリラの母」と呼ばれた女闘士“ズリハ”の愛と死の物語。
著者について
1936年、アルジェ近くのシェルシェル(旧セザレー)に生まれる。ベルギー王立アカデミー会員、アカデミー・フランセーズ会員。ニューヨーク大学(NYU)でフランス・フランス語圏の文学を教える。 20歳のとき、最初の小説『渇き』を発表。1959 ~65年にはモロッコ、アルジェリアの大学でマグレブ現代史を講じる。映像作家としても活躍したが、その小説家としての才能は、『壁のなかのアルジェの女たち』(短篇集、1980、増補版2002)、ついで『メディナから遠く離れて』(1991)『愛、ファンタジア』(1985、邦訳2011)『広大なり、牢獄は』(1995)『アルジェリアの白人』(1996)、さらに『わたしに絶えず付きまとうあの声たち』(1999)で明らかになった。またその作品は多数の賞を受賞。モーリス・メーテルランク賞(1995)、ノイシュタット国際賞(1996)、 マルグリット・ユルスナール賞(1997)。