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36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
パワーダウン止まらず・・・。,
By
レビュー対象商品: 境遇 (単行本)
ドラマ用書下ろしなんで、あまり期待できないなと思って読み始めたら、その通りであり残念。 まず、ミスリードが脆弱、犯人は半分読まないうちに わかる。 登場人物の描き方が薄っぺらい上に、どんでん返し とも言えないような、既読感がある最後。 読後感も、従来の湊作品のような寂寥感・絶望感がなく、 そつなくまとめたありきたりの清涼感。 著者お得意の、独白形式で読者が困惑する重厚・難解さも モノ足りず、わかりやすく誘導するヒント満載。 栞を2本のリボンに見立てたのもねぇ。 初期作品にあった、人間の心底に潜む、ドス黒さや 強烈な利己主義、裏切りや葛藤、心情の不気味さなど、 湊ワールド的要素が全く持ってパワーダウン。 これについては「Nのために」あたりから、肩すかし を喰らいはじめ、期待はずれ作品を乱発している ように感じた。 初期3部作のような作品の完成度の高さ、粘着質満載の 息苦しい心闇、非現実的な言動をうまくまとめるような最後を 読者は期待している。 映像化にあたっては、読みごたえのある作品を、この 登場人物を、どのように描くのかを見るのが楽しみなのだが、 その点でも、役者も演技イメージが湧きやすく、脚本家も書きやすい 火曜サスペンスレベルに成り下がってしまった今作。 「告白」の名声を陳腐化させないためにも、次こそは、と読み続ける 読者をこれ以上裏切らない作品を、年1作でもいいので上梓して いただけないかな。
29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
文章が稚拙というか雑に,
By アマ竜 "ゾン竜" (横浜市保土ヶ谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 境遇 (単行本)
「告白」の衝撃を忘れられず読み続けている人多いでしょう。私もその一人だったが、勿論もぅとっくに作者にとって「告白」こそ 異質であることはわかってるつもり。 新作が出るたび毒気や技巧が薄まってゆくのは仕方ないにしろ それに変わって別の味わいが出ればいいと思っていた。 けど鼻につく乙女チックな面ばかりが色濃くなり,味に至らず 内容の薄味は増すばかり。 特定の年代の,趣向性の同じ人達だけに支持される作家になってるナと思いつつも, 作者の学級委員長してました的な優等生文章も嫌いではなく, なんだかんだ全部購入し読んでいる。 持ち味を活かしながら新境地を見出す実力派である、と信じて。 でももう限界かもしれない。 私はせっかちなので風景描写などが凝りまっくった作家は苦手だが それでも本作の,特にラスト数ページにおける行動と台詞ばかりの文章には ちょっと呆れてしまった。 あれ?これはドラマの脚本か?小説ではないのか?と思う位で, 描写の省略にも程がある気がした。 誰それと誰それがやってきました 「台詞」 誰それは言いました・ 「台詞」 私は答えました 「台詞」 そんな感じ。 中盤から終盤は早く切り上げて家事がしたいと思いながら書きました、 みたいな。 そんなに出版社から新作をせがまれているのか,コンスタンスに出してるが そうしないと作家生命が絶たれるという危機感があるのか,知らないけど 世に出す訳だから内容も文章も,もっと煮詰めろと言いたい。 ミステリーじゃなくっても下手なドンデン返しなどなくてもいいし 本屋で平積みにされてなくても探すからもっと時間をかけて書いてくれ。 と言いたい。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
初日に買いに行ったのに,
By 本屋さんって楽しい♪ (東京都板橋区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 境遇 (単行本)
湊さんの今回の作品は、今まで読んだ中で一番薄っぺらでした。途中、状況説明が入る感じ、いかにもテレビドラマの脚本。 売れっ子さんでテレビのお話も絶えないでしょうし、意識して書くのは 仕方ないんでしょうが・・・ 誰に勧めることもできません。
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