リンボとは、異世界との境界線に位置する街の名前。ココでは色々な人が当たり前の様に生活していて、その街で暮らす人にとっては「当たり前」なんでしょうが、たとえどんな容姿だろうと受け入れてくれる優しく活気のある街。
人間とエルフのハーフと言うヒロインのフゥは、人間にもエルフにも受け入れてもらえない現実から希望も無く遠く逃げさって行き着いた街がリンボ。
最初は自分が居たところとのギャップにオロオロとうろたえてしまうが、受け入れてもらえる場所で、持ち前の頑張り屋さんとしての自分を出して周囲との関係を築いてゆく。
この漫画良いです。
フゥの可愛らしさはもちろんのこと、フゥを取り巻く周囲の人たちや、不思議な世界観も「受け入れてしまう」街も、読んでいるとほんわかとした優しい気持ちにさせてくれます。世界観として比較するなら「棺担ぎのクロ」が闇とするなら、こちらの「境界線上のリンボ」は光と言った感じです。
画風は好き嫌いの分かれずらい可愛らしい絵柄で、4コマ漫画としては背景も結構描き込まれていて、手抜きと言うよりは優しい世界観を良く表現出来ていると思います。
何でも受け入れてしまう優しい街。街で暮らす人達にとってそれは普通のことではありますが、それをそれとして相手に押し付ける事もなく、受け入れているからこそのちょっとした微笑ましいトラブルさえも受け入れてしまう。いや、楽しんでしまう街の人々。
買い続けて行きたい漫画です。