『塾長が教える塾に行かなくていい勉強法』という題にひかれて購入しました。私は小さい個人塾で中学生を教えています。勉強ができる子・勉強する子を教えるのはとても楽しいのですが,勉強できない子でかつ勉強しない子の対応にはとても苦労しています。これはどの教師も感じていることと思いますし,当然私も色々と工夫してますが,これといった効果があがっていないのが現状です。この本の第2章と第3章は勉強ができない子のことが具体的に書かれていて,とても役にたちました。同じ考え教え方で私の教え方を確信したり,また新しく参考になることもありました。特に共感したことは、「学力が上がっていく子どもの共通点」の中の「よく考え 素直に実行 繰り返す」という言葉です。うちの生徒も本当に伸びる子は勉強の仕方などを「素直に実行」する生徒です。逆に失敗する生徒の多くは「自己流」に固執する生徒で,結局,そういう子は「素直に実行」することが大変で面倒なので,「自己流」と称して楽しているのです。長くなりましたが、個々の問題が具体的に書かれているのでとても参考になると思います。レヴューで「自分の塾の自慢」というのがありましたが,それはおそらく第6章に書かれている内容のことを言っておられると思うのですが、これも塾が行っている成功して試み・工夫であり,個人個人の学習に応用できる内容ではないでしょうか。