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塩狩峠 (新潮文庫)
 
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塩狩峠 (新潮文庫) [文庫]

三浦 綾子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (117件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三浦 綾子
1922‐1999。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952(昭和27)年受洗。’64年、朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動。’98(平成10)年、旭川に三浦綾子記念文学館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 459ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1973/05)
  • ISBN-10: 4101162018
  • ISBN-13: 978-4101162010
  • 発売日: 1973/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (117件のカスタマーレビュー)
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59 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
高校時代この本に出会い、こんなに涙を流し、心が揺さぶられたのは初めての経験でした。宗教的なものに関心がない方をも、この本は引き込む力があると思います。本当の愛とはどういうものなのか、生きるとはどういうことなのか、深く考えさせられる一冊です。自分の命を犠牲にしてまでも、多くの乗客の命を救った主人公の真実の愛に触れ、私の生き方は変わったと言っても過言ではありません。三浦綾子作品を読まれた事がない方、是非この本からスタートしてみてはいかがでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
夏休みに何かずっしりとしたものを読みたくて、
手に取ったがこれほどまでに頭の中からぬぐいされないものを残していった本は久々だ。
愛という意味は好きの延長線上にあるような、本来の深い意味を忘れかけていた私にとって、
信夫の愛がどれほど偉大であったか、今でも感動で震えてくるぐらいだ。

もしあの列車にふじ子が乗っていたら、信夫でなくても多くの人が愛する人のために身を投げるかもしれない。
しかし彼は愛するふじ子が待っているかがやかしい未来を捨て、
多くの人命を救うために自らの命を差し出した。
信夫は私たちが軽々しく口にしている愛以上の、それを飛び越えた人間愛を持ちえる人なのだ。

もちろんそれが彼の人間性の基盤となり、ふじ子との愛をすくすく育てていったのは言うまでもない。
でも信夫は生まれながらの聖人ではなかったところに、私はもっと心打たれる。
人を下げすんだり、欲望に征服されそうになったこともある信夫だったからこそ、読んだ私たちには彼の生き様が頭から離れないのだ。

彼が鉄道員として働いていたときの仕事場の人間関係は、今働いている私にとって、何よりもの教訓となった。
言葉ではなく、行動によって示し、周囲の人々に多大な影響を与えていく姿に、
日ごろ会社の不満ばかりもらしていた私には、恥ずかしい気持ちになった。
そしてあとがきでこの作品の題材となった人物が実際にいたことに、ますます驚いてしまった。
あなたが人に「愛している」というときに、その愛は何なのか、もう一度か考えてみてほしい。

このレビューは参考になりましたか?
38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
人として大事なことがこの本にはあります。
私はどれだけ前評判で「この本は泣ける」などと書かれている本を読んでも、
涙の出ない性分なんですが、この本には思わず目尻が熱くなりました。

勘違いをしないでもらいたいのですが(する人もいないと思いますが)、
これはキリスト教を物語の支柱の1本として置いています。
しかし、決してキリスト教の勧めのような、
偏った宗教色の強い作品ではないので。
あらすじなどを見て、もし万が一そう勘違いして本書に手を出すのを控えていた人がいれば、読んでもらいたいです。

人間としてあるべき道を示唆してくれ、
荒んだ心に静謐で慈愛に満ちた光を与えてくれる本書は、
一生手放したくない、私にとってはかけがえのない名作です。

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読んで良かったです
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最後にある
「吉川はふじ子が、自分よりずっとほんとうのしあわせをつかんだ人間のようにも思われた。」
という一文が強く心に残った。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: かえる.com
「氷点」より読みやすい
小説は裏表紙の紹介文なども見ず、予備知識ナシで読むことが多いので、物語りの... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: きららん
人生で大切なことは何なのか
キリスト教色が若干強くあり、主人公の言動が美化されているところもあった。

しかし、一青年の生涯の話を通して、... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: JsYa
感動するけど・・・
主人公の良い人ぶりが出ているが、キリスト教の宣伝色が強い気がした。
キリスト教を嫌っていた主人公が、よくわからない理由でキリスト教信者... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: PorinQ
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