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塔上の奇術師―少年探偵 (ポプラ文庫)
 
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塔上の奇術師―少年探偵 (ポプラ文庫) [文庫]

江戸川 乱歩
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明智小五郎の少女助手・花崎マユミの元にスミ子とトシ子の二人が弟子入りを志願する。ある日三人は、廃墟の西洋館にそびえる時計塔の上に、黒マントをはおった不気味なコウモリ男の姿を発見する。慌てて逃げ出すマユミ達だったが、それは恐ろしい事件の起こる前ぶれだった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

江戸川 乱歩
1894年生まれ。本名は平井太郎。1923年『二銭銅貨』でデビュー。探偵小説の第一人者として『屋根裏の散歩者』『陰獣』『蜘蛛男』などの代表作を次々と発表。1936年、初の少年向け読み物『怪人二十面相』が評判を呼び、明智小五郎と少年探偵団が活躍する「少年探偵」シリーズとして現在も読み継がれている。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 245ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2009/9/5)
  • ISBN-10: 4591111474
  • ISBN-13: 978-4591111475
  • 発売日: 2009/9/5
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
今回は少年探偵団ならぬ少女探偵が出てくる。なんでも少女雑誌に連載されていたからだとか。当時の乱歩人気がうかがわれる。

物語は、珍しく怪人四十面相が最初から正体を現し、真正面から少年探偵団に勝負を挑む。結局、いつものとおりの結末なんだけど今回はかなりいいところまで、少年探偵団を追い詰めた。
二十面相が勝つのも見てみたいな、もう少しなんだけどな。
このレビューは参考になりましたか?
By トップ1000レビュアー
形式:文庫
本作でも,怪人四十面相(二十面相)と少年探偵団の対決がくり広げられます。

前半は,四十面相の盗みがいつものごとく鮮やかになされますが,少女探偵「マユミ」らの活躍により失敗に終わります。

後半は,「時計塔」をベースに大掛かりなトリックが展開され,最後まで四十面相と小林少年たちの一進一退の対決が行われます。

それにしても,乱歩は少年の心をつかむのがうまいと感心します。
ストーリー展開はもちろん,少年好みの様々なアイテムがちりばめられているからです。
今回の「時計塔」はその最たる物でしょう。それは「秘密基地」・「迷宮」であり,危険なものを垣間見る興奮,あるいはそれをクリアしていく征服感といったものを存分に味わうことができます。
また,複雑な歯車で構成された「時計」というメカニカルなモノに,ブラックボックスのような中身のわからないもどかしさを感じます。これが,秘密基地に一層の神秘性を付与しているといえるのではないでしょうか。

謎解きの面白さとスピード感溢れる作品です。
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