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場所はいつも旅先だった (P‐Vine BOOKs)
 
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場所はいつも旅先だった (P‐Vine BOOKs) [単行本]

松浦 弥太郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『暮しの手帖』編集長、松浦弥太郎の自伝的エッセイ50編。
18歳の秋、初めてサンフランシスコを旅した時、僕は何を求めていたのか。
「どうして旅に出たいの?」両親の疑問に、少年が言えなかった答えは……
人生の旅人たちに贈る珠玉の一冊。

【ちょっと立ち読み】
しばらく外国に行くと告げると、母は「あら、そう」とそっけなく答えた。外国がどこの国で、どこの町に行くかとは聞かなかった。来週早々に出発すると言うと、「あら、そう」と同じようにつぶやいた。
それきりだった。僕と母は仲が悪いわけではないが、親密かというとそうでもなかった。
幼い頃から両親は共働きだったため、早いうちから精神的に自立していた僕は、何かを決めることで両親に相談したことは一度もなかった。 決めたことは、いつも事後報告か、その寸前に知らせるのが普通だった。
ニューヨークではじめて過ごした冬は、何十年かぶりの大雪が降り、毎日が零下の寒さだった。
携帯電話など無い時代だったから、泊まっているホテルの住所と電話番号だけは母に伝えていた。
頼まれてそうしたのではなく、せめてそのくらいはしておかないと思ったからだ。
正直いうと、そんなことで旅の不安を少しでも和らげたかったのかもしれない。
日本を離れて二カ月経ったある日の午後、僕は風邪を引いてしまい部屋で寝込んでいると、ドアをノックする音がした。開けるとホテルの従業員が「電話がかかっている」と教えてくれた。
部屋に電話がないため、外からの電話はすべてフロントを通す。ギシギシを音をたてながら動くおんぼろエレベーターで下へ降りて、フロントの受話器を取った。電話をかけてきたのは母だった……
(「母のこと」より抜粋)

内容(「BOOK」データベースより)

『暮しの手帖』編集長、松浦弥太郎の自伝的エッセイ50編。18歳の秋、初めてサンフランシスコを旅した時、僕は何を求めていたのか。「どうして旅に出たいの?」両親の疑問に、少年が言えなかった答えは。人生の旅人たちに贈る珠玉の一冊。

登録情報

  • 単行本: 144ページ
  • 出版社: ブルース・インターアクションズ; 四六版 (2009/3/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4860202171
  • ISBN-13: 978-4860202170
  • 発売日: 2009/3/20
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 329,761位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私は、「暮らしの手帖」が好きです。
その編集長が、この本の著者の松浦弥太郎です。

紀行文のような小説です。
アメリカ、ヨーロッパの都市の話が多いです。
旅で出会う、人の優しさ、寂しさ、せつなさ、暖かさなどが感じられます。

人生が旅なのか、旅が人生なのか。
どちらも後戻りできないし、一回限りです。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ap.
形式:単行本
人生で2冊目の松浦弥太郎さんの本。
「今日もていねいに。」では消化不良だったが
この本はすんなりと心に落ち着きと、そして旅の風景を運んでくれた。

様々な都市での話がでてくるが、その中でもとくに多くの話で
出てくるのがサンフランシスコである。
この本の中に出てくるサンフランシスコは決して
ゴールデンゲードブリッジの立派さだとか、青い海だとかについて
書かれているものではないのだが、そこで出会う人たちが本当に魅力的で、
わたしの中の今いちばん行きたい都市のNo.1に一気にのし上がったのだった。

ヴェローナホテルでの話にちょっと切なくなり、
ストランド書店(ここNYで訪れたからとても懐かしかった!)の
店主との交流に思わず顔がほころんだり、
それこそ旅のお供にいい1冊だとおもう。

ただ、紙質が厚手だったのと中心部がいきなり横開きから縦開きになるので
本の作りとしては少し読みにくかったのが残念。
表紙の牛の写真は松浦さんが撮ったものだと以前雑誌で読んだ記憶があるが
特に記述がないので真偽はわからず(すいません)。いい味出してます。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
偶然手に取った本だったので、最初、小説だと思って読んでいました。途中、「ヤタロー」とか主人公が呼ばれているし、主人公は古書店をやっているし、あれれ??と思っていたら、なんと実話なんですね。
あまりにもドラマチックで小説のような実話です。すてき。
旅に出て、いろんな人と出会って、いろんな人に触れたくなる本です。
旅に出たいと思っている人は、要注意ですね。我慢できなくなりますよ〜。私はすぐにでも旅に出たくなりました。
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