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堤先生、こんばんはo(^-^)o
 
 

堤先生、こんばんはo(^-^)o [単行本(ソフトカバー)]

堤 寛
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

堤先生、こんばんはo(^-^)o
若い女性がん患者と病理医のいのちの対話

本書は、病理医である堤寛さんと、末期がん患者である為後久視(ためごくみ)さんとの、2年にわたるメールのやりとりを書籍化したものです。


「堤先生、こんばんはo(^-^)o」から始まるメールには、為後久視さんのやさしさと思いやりの深さが現れていました。


がん治療による痛みに耐えながらも、病理医の堤寛先生の体調を気遣う様子。


余命宣告をうけながらも、前向きに前向きに進んでいた彼女は、誰よりも強い生の光を発していました。


「一番の思いは、私が死んでも、先生の胸のどこかにどんな印象でも良いので残してほしいのです」彼女を忘れまいと、交わしたメールの書籍化を決めた堤先生の思いも一緒に、ここに詰まっています。


レビュー

出版社からのコメント

これは、
若くして非業の宿痾を負った女性と、
彼女の命の凝縮を見守り続けた医師との
類稀なる交信録である
大鐘稔彦(医師、作家)



登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 三恵社 (2011/12/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4883619184
  • ISBN-13: 978-4883619184
  • 発売日: 2011/12/13
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 119,212位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rosey
これは、とにかく皆さんに読んでいただきたい!

医師であることの誇りと知識の豊富さ、思いやりに感動、そしてこの患者さんの精一杯生きた人生が300ページ強に綴られている。 ほとんどの場合、顕微鏡を覗いていて暗いイメージのある病理医だが、この堤氏は、行動する病理医である。その知識は計り知れないぐらい豊富で、医師とは本来こうあるべき、というのを再確認できる本だ。その医師と若い女性がん患者さんとのメール交信を、ほとんど原文のまま載せている貴重な本だが、ページ数を減らすためか、マージンをいっぱいいっぱいにしてあるので、少々読みづらい感がある。ただ、中身が相当濃いので、その内容で体裁はチャラ。

堤氏は、今までもその知識の豊富さと交友の広さを窺わせる本を書いておられるが、今回の本を読んで、まず唸った。病理医で、ここまで他の医師と連絡を取りながら、患者の立場に立って行動できる人はどのぐらいいるだろうか?ほんのひとにぎりだろうと思う。「忙しい」というのを理由に、結局はできることから逃避している医師(その他の専門家と称する人たちも)が本当に多くいることを皆さんご存知だろうか?

命の尊さ、勇気、信頼、誠実。そんな人間として持っていて当たり前だと思っているものが、本当は如何に足りていないかが分かる本だ。がんを患っている人に限らず、多くの方に読んでいただきたい一冊である。2011年に読んだ中で、最高の一冊だと思う。堤さん、お忙しい中書いてくださって感謝。

そして、疼痛が続く中、毎日のように自分の気持ちを綴り続けた為後さん、あなたの文章に勇気づけられるがん患者はたくさんいるはず。一生懸命に生きたあなたに乾杯!ありがとう。
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この本は為後 久視(ためご くみ)さんの病気と真正面から向き合った、為後さん本人と社会派、行動派、そして顔の見える実践病理医で知られる、名古屋の藤田保健衛生大学病理学第一教授の堤 寛(つつみ ゆたか)教授との間でかわされたメールの交信記録がほとんどそのままの形で本になったものです。二人の出会いのきっかけは、医師で作家の大鐘 稔彦(おおがね としひこ)さんから彼女の病理診断のセカンドオピニオンを堤先生に依頼されたことから始まります。お腹に発生したパラガングリオーマ(副腎外褐色細胞腫)という病理診断のむずかしい腫瘍をめぐり、知性と感性にあふれた女性患者と、豊富な医学知識と暖かい人間味の両者を併せ持つ病理医との間での生と死を見つめた感動のドキュメントです。これはどなたかドラマか映画にして欲しいと思いました。私も病理医ですが、堤先生ほど知識はないし、性格も違いますし、すべての病理医が堤先生と同じようにはとてもできないと思いますが、病理医が日頃、標本を顕微鏡で見ながら病理診断を返すだけでなく、病いと戦う患者さん本人と病いについて真正面から話し合うことの重要性についても考えさせられました。病理医にとってたくさんの症例の中の1例でも、患者さん本人にとってはそれがすべてであるということをこの本は示しています。病理医はもちろんのこと、闘病中の患者さん、医療従事者の多くの人にぜひ読んでもらいたい1冊です。
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By IWA
現在医学部で学んでいる学生です。

こんな本は初めてで、まずその赤裸々さに驚きます。
そして、そんなつくりだからこそ、見えてくる自然な人間関係が浮かび上がってきます。

一番印象に残ったことですが、重い病気になるとどんどんこれまで周りにいてくれた人も疎遠になってしまうというこでした。

自分が肉体的につらい状況なのに、なぜか精神的にも追いつめられることがほとんどの終末期の患者さんの現実。
こんなにつらいことってあるのでしょうか、と思わずにはいられません。

この患者さんは38歳で亡くなられていますが、その年齢では癌で苦しんだ経験のある人は本当に一部だと思います。ですから、そのような状況にある人にであったときに、友達の辛い告白に私たちは如何に応えることができるのか、と思います。
やはり分からなければ、腫物をさわるような気持ちになってしまうことも仕方ないことと思うからです。

私は医療者としてできることは癌の治療をめざし、苦痛をとること、が一番の役割であると思います。しかし、この本を読んで、病気について知識を持ち、理解しているということが、患者さんにとって、社会との接点が少なくなっていくに伴って、どうしてもへっていく人間関係の数少ないパイプになることができる、ということが患者さんにとってのこころの支えとなり得るということでした。しかも、遠慮なく病気のことを話せるということがやっぱり大きいのだと思います。

本当に医療者とは、そんな状況にある患者さんにこころを開いて頂けるということがありがたいことと思います。
なぜなら、それほど自分という人間が承認される機会は通常の職業ではありえないと思うからです。

一般の皆さまにも読みやすい内容になっているのは勿論のこと、医療を学んでいる学生の皆さま、実際に働いている医療従事者の皆さまには今後かかわられる患者の皆さまのために、ぜひおススメしたい本と思います。

著者の人柄を感じさせられる本です。
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医療者が最後にできることについて考えさせられました。 0 2012/02/09
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